2020年3月に商用開始した5Gサービスについては、2020年6月末時点において全都道府県92都市で整備が完了しています。
今後、2021年3月までに全政令指定都市を含む500都市、2022年3月までに基地局2万局の設置をめざし、高速・大容量を実現できる新周波数帯による5Gを展開していきます。
また、5Gサービスの特徴である低遅延化については、有線区間を含むNW構成全体の低遅延化として、Multi-Access Edge Computing(MEC)等の技術を活用することで実現をめざします。さらに、アプリ・サービスごとに低遅延等の5Gの特徴をより柔軟に提供していくことのできるスライシング技術も活用していく考えです。
「ドコモオープンイノベーションクラウド」は、5G時代に求められる低遅延、高セキュリティなどMECの特長を持つクラウドサービスです。NTTドコモ網内の設備にクラウド基盤を構築することで実現しており、仮想マシンインスタンスや仮想ネットワーク等が利用することができます。
2020年5月より、「ドコモオープンイノベーションクラウド」において、AIを活用した画像認識ソリューション向けプラットフォーム「ドコモ画像認識プラットフォーム」および顔認証入退管理ソリューションの提供も行っています。また、「ドコモオープンイノベーションクラウド」の提供拠点の拡大を図るとともに、2020年6月からは、オプションサービスとして、5Gによる低遅延、高セキュリティ通信を実現する「クラウドダイレクト」サービスの提供も開始しています。
NTTグループの取組み
NTTグループについて
エネルギー効率等に関する国際イニシアティブEP100・EV100に電気通信事業者として初めて加盟
セキュアなデジタル経済に向けた評議会を国際的企業と共同で創設
NTTとともに未来を考えるWEBメディアです。