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2023年10月26日

リアルイベントも開催!子ども向けプログラミング体験学習イベント「NTTドリームキッズ2023」開催レポート[プログラミング教室リアルイベント編]

NTTグループ(NTT、NTTドコモ、NTTコミュニケーションズ、NTT東日本、NTT西日本、NTTデータ)は、小学2~6年生を対象に、ICTの最新事例や情報通信の利用ルールを楽しみながら学べる体験型学習イベント「NTTドリームキッズ」を、2006年から毎年実施しています。
 前回の[オンラインプログラミング教室編]に続き、2023年10月1日(日)に行われた[プログラミング教室リアルイベント編]のレポートをお届けします。

1) 楽しみながら学べる「NTTドリームキッズ2023」

「NTTドリームキッズ」は、社会インフラである「通信」の大切さを理解してもらうことを目的に、2006年から毎年夏休みに開催している子ども向け体験型学習イベント。情報通信の仕組みやサービスを楽しく学ぶことができます。2020~2022年まではオンラインのみの開催でしたが、2023年はリアルイベント「AKIBAまなびフェスタ」でのプログラミング教室も開催されました。

2) リアルとオンラインで展開する「NTTドリームキッズ2023」

「NTTドリームキッズ2023」を構成する3つのメニューを紹介します。

① オンラインコンテンツ-2023年10月31日(火)まで

画像:① オンラインコンテンツ-2023年10月31日(火)まで

2023年7月3日(月)~10月31日(火)の期間で公開されたのは、通信がつながる基本的な仕組みやXR(現実世界と仮想世界を融合することで、現実にはないものを知覚できる技術の総称)などの最先端のデジタルテクノロジーをゲーム感覚で学ぶことができるオンラインコンテンツ。また災害時のNTTグループの取り組みや、情報通信サービスを安心・安全に利用するためのルールやマナー、グリーン化等のサスティナブルな取り組みについても、子どもたちと保護者の皆さまが一緒に学ぶことができます。

画像:① オンラインコンテンツ-2023年10月31日(火)まで

② オンラインプログラミング教室 -期間:2023年8月12日(土)~15日(火)

画像:② オンラインプログラミング教室 -期間:2023年8月12日(土)~15日(火)

パソコンやタブレットを使って講師のレクチャーを受けながら、プログラミングを体験できるオンライン教室。お子さまのスキルに合わせた2つのコースをご用意しました(1回あたり約70分、期間中各日4回開催)。

初級コースはプログラミングを初めて体験される方向けのコース。2003年にNTTの研究所で原田康徳氏が開発した、ビジュアルプログラミング言語「VISCUIT(ビスケット)」を使い、プログラミングを体験していただきました。

中級コースはビスケットでのプログラミング経験があり基本的な制作ができる方向けの、ゲーム作り体験コース。ビスケットで生み出した複数の絵を使った簡単なゲーム作りを体験していただきました。

こちらの開催レポートは[オンラインプログラミング教室編]をご覧ください。
https://group.ntt/jp/magazine/blog/dreamkids2023/

③ プログラミング教室リアルイベント-開催終了

2023年10月1日(日)、秋葉原UDXにて開催された小学生を対象としたSTEAM教育がテーマのイベント「AKIBAまなびフェスタ」へ出展、プログラミング教室を実施しました。

3) 「AKIBAまなびフェスタ」プログラミング教室レポート

画像:3) 「AKIBAまなびフェスタ」プログラミング教室レポート

2023年10月1日(日)に「AKIBAまなびフェスタ」で行われたプログラミング教室の様子をレポートします。

各回20名程度の小学生が参加し、講師であるビスケットの開発者・原田康徳氏(はかせ)の挨拶から教室はスタート。まずはメガネの左に入れた図形が、右に入れた図形に変化するというビスケットの基本ルールを学びました。これによって図形が移動したり、形を変えたり、色が変わったり、さらに複数のメガネを使うことで形を変えながら移動する図形を作ることもできます。

次にテーブルごとに「うみ」「おばけやしき」「おかしのくに」「そうげん」「そら」「うちゅう」というテーマが設けられ、小学生たちはテーマの世界観を構成するさまざまな図形を作っていきます。色を変えながら泳ぐ魚、不規則な動きを見せるハロウィンのかぼちゃ、ものすごいスピードで動くチョコレートなど、それぞれが自由な発想で世界を彩っていきました。

画像:3) 「AKIBAまなびフェスタ」プログラミング教室レポート

続いて応用編として、より多くのメガネを使用したプログラムを作成します。卵をタッチすると卵が割れ、生まれたキャラクターが移動、さらにキャラクターをタッチすると変身して別の動きを見せるという一連の流れを制作。出来上がった作品は保護者のみなさまも交え、教室全体でシェアして楽しみます。他の子が作った作品にも触れ「これすごい!」「おもしろい!」といたる所で歓声が上がり、教室全体で大きな盛り上がりをみせていました。

画像:3) 「AKIBAまなびフェスタ」プログラミング教室レポート

そして原田はかせから、プログラミングの応用についてのお話です。少ない数のメガネでは簡単な動きを作ることしかできませんが、もしこのメガネが100個あったら?100万個あったら?とてつもないプログラムを作り上げることができます。今日のプログラミング教室で子どもたちが作ったプログラムと、身の回りにあるゲームや家電のプログラムの共通点は「ひとつひとつのメガネはかんたん」ということ。そして違っている点は「メガネの数」。メガネをひとつひとつ増やしていけば、みんなもすごいものが作れると教えてくれました。

画像:3) 「AKIBAまなびフェスタ」プログラミング教室レポート

画像:3) 「AKIBAまなびフェスタ」プログラミング教室レポート

最後に、NTTグループで活躍している方から、たくさんのメガネを使うとどんなことができるのか、実際の事例を紹介してもらいました。NTTドコモの德永陽子さんからは、人との新しいつながりを作るメタコミュニケーションサービス「MetaMe」を紹介いただき、NTTデータの稲葉陽子さんからは、データサイエンティストとしてITに関わる具体的な仕事についてわかりやすく説明を行い、データ分析の面白さを語ってもらいました。

画像:NTTドコモ R&Dイノベーション本部 德永陽子さんNTTドコモ R&Dイノベーション本部 德永陽子さん

子どもたちは興味津々で聞いていて、今回のイベントで学んだプログラミングが、自分たちの生活とも関係していることに気づくきっかけになったようでした。

画像:NTTデータ ソーシャルデザイン推進室 稲葉陽子さんNTTデータ ソーシャルデザイン推進室 稲葉陽子さん

各テーブルで作品づくりに没頭する子どもたち、タイミングよく声をかけサポートするはかせやスタッフたち、その様子を見守りできあがった作品に目を細める保護者のみなさま。
 リアルイベントならではのライブ感に満ちあふれたプログラミング教室となりました。

4) 参加されたみなさまからの声

画像:4) 参加されたみなさまからの声

「AKIBAまなびフェスタ」プログラミング教室にご参加いただいた子どもたちと保護者の方々に、教室に参加した感想を伺いました。

「たまごが自由に動かせて楽しかった」「テーマに沿って絵を描くところが面白かった」「もう一回やりたいと思った」など、ご参加いただいた子どもたちにはとても好評のようでした。
 また保護者の方からは「スタッフの方が実際に指導してくださるので安心」「また次回参加させたい」といった感想をいただきました。

5) NTTグループ 子ども向け活動の取組み

NTTグループは「NTTドリームキッズ 2023」を通じて、次世代を担う子どもたちに豊かで便利な社会・わくわくする未来をお届けできるよう、これからも取り組みを推進していきます。

リアルイベントも開催!子ども向けプログラミング体験学習イベント「NTTドリームキッズ2023」開催レポート[オンラインプログラミング教室編]
https://group.ntt/jp/magazine/blog/dreamkids2023/

ビジュアルプログラミング言語「VISCUIT(ビスケット)」
https://www.viscuit.com/当該ページを別ウィンドウで開きます

ニュースリリース
https://group.ntt/jp/newsrelease/2023/07/03/230703a.html

NTTグループ 子ども向け活動
https://group.ntt/jp/kids/index.html