NTTグループは、大阪・関西万博のパビリオンパートナーです。
それは「時空を旅するパビリオン」。
次世代情報通信基盤「IOWN」による空間伝送技術で、離れた場所と空間そのものを繋ぎます。
距離を超えて場を共有し、互いに存在を感じあう。
そんなコミュニケーションの未来を、展示体験としてお届けします。
NTTは100年以上のあいだ、離れた誰かとつながりたい、大切な気持ちを伝えたい、そんな想いをテクノロジーの進化とともにつないできました。
そんなNTTが2025年の万博でお届けするものは、2030年に社会実装をめざすIOWNを用い、映像や音声だけではなく、離れた空間そのものや、離れた場所にいる人やものの感覚を共有する体験です。
NTTグループがもつ最先端のR&D技術をフル活用し、距離という物理的なもの、離れているという心理的なカベを超えた未来の体験や通信の可能性をお見せしたいと考えています。
NTTパビリオンでは、IOWNが支える便利で豊かな未来を体感いただくとともに、30年後50年後の未来を担う子どもたちがワクワクする体験をご提供します。
Telecommunicationの、その先へ。夢見る未来社会はすぐそこです。
手紙、電報、電話からインターネットにいたるまで。
通信技術の発達により、私たちは距離を超えて
さまざまな人とコミュニケーションすることが
できるようになった。
けれども、まだ、つながりきらないものがある。
ことばにならない気持ち。映像や音だけでは伝わらない感覚。
いっしょにいるだけで感じる、気配や空気。
IOWN時代のコミュニケーションは
これまでのテクノロジーが
捉えきれなかったものをもっと大切にしたい。
私とあなたと世界のまじわりを、新しい次元へ。
2025年のNTTパビリオンと1970年の電気通信館、
ふたつの"万博会場"の時間と空間を行き来する
IOWNを使った世界初のパフォーマンス。
スペシャルパフォーマーにPerfumeを迎え、
2025年4月に夢洲と万博記念公園をつないで行われた
ライブパフォーマンスを完全再現。
3D点群スキャン、3Dカメラ、振動伝送、空間同期技術。
さまざまなテクノロジーを駆使することで、
時空の隔たりを超えて「私たち」がひとつになる。
IOWNによる、未来のコミュニケーション体験です。
IOWNの時代は、自分という存在さえも
ひとつの可能性に縛られるものではない。
デジタルの世界で、あらゆる制約から解き放たれる自分。
それぞれが新しい「私」と出会う。
そして、新しい「私たち」が出会う。
その先には、世界のまだみぬ可能性が広がっていく。
言葉や文化の違いをこえて、
新しい「私たち」が、互いに響き合い高め合う。
今日この日の実感は、
IOWNが導く未来社会の当たり前になっていくはずです。
かろやかに、ゆるやかに浮遊するパビリオン
公園のように開かれ、緑、光、空、来館者、散策者、多様な事象が重なる。
糸のような構造体は音を放ち、風によってゆらめく布は、日影をつくり人々をやさしく包み込む。
それらは感動や熱狂と呼応して振動し、パビリオン全体が感情をもった生命体のように蠢(うごめ)く。
人の居方も、自然のうつろいも、感情の機微も、デジタルのふるまいも。
多様でありひとつである。
感情を纏(まと)う多種同在の建築。
NTTの未来の情報通信基盤であるIOWNで
パビリオン来場者の笑顔を推計・分析、
パビリオンの幕に反映され、その笑顔に応じ幕が揺れます
2025/04/03から2025/10/13においてEXPO2025 大阪・関西万博のNTTパビリオンで使用するため万博記念公園中央口の前に設置したカメラ・LiDARを使った3Dデータのライブ撮影を実施します。
撮影データはブラー処理(ぼかし処理)を行うことで、皆さまのご迷惑となることが無いよう極力注意をしておりますが、本撮影機材の前のご通行の皆さまが背景として映り込む場合が御座いますので、ご了承いただけますようお願い申し上げます。
皆さまをお迎えするパビリオンのエントランス空間を覆う「天蓋」は、NTTグループ社員が「一緒につくる」ワークショップで制作しました。また、体験するだけでなく、来館者の歓喜や子どもたちの思い出を綴れるようなしかけを考えています。NTTは、多くの方と一緒にパビリオンをつくりあげることで、記憶に残り続ける体験と建物をめざします。
テクノロジーが人間の無限の進化を支えるなら、私たち人間は大切な地球を守っていかなくてはならない。
NTTは“NTT Green Vision Toward 2040”の実現に向けて環境にやさしいパビリオンを考えました。
カーボンワイヤーで3つのシアターを引っぱりあげたテントのような構造により、柱などに使用する鋼材を減らしながら、CO2排出量も低減しています。
人に、地球にやさしいパビリオン。
循環する生態系を体現する。そんなパビリオンをめざします。
時間や季節の移ろいとともに、パビリオンを覆う「小さな集合体」が、来場者の動きや表情により、パビリオン全体が蠢く、新しい生命体のようなパビリオンを考えています。
NTTパビリオンを体験している皆さんの表情をIOWN光コンピューティングでリアルタイムで解析し、笑顔が多ければ多いほど、パビリオンを覆う幕が揺れ、パビリオンの外にいる人々に盛り上がりを届けます。