タイトル | 超歌舞伎 〈CHO-KABUKI〉Powered by IOWN 『今昔饗宴千本桜 Expo2025 ver.』 |
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開催場所 | 大阪・関西万博会場 EXPOホール「シャインハット」 https://www.expo2025.or.jp/expo-map-index/main-facilities/expohall/ |
開催日時 | 2025年5月24日(土)16:30~ / 5月25日(日)14:00~ |
来場特典 | 特製ペンライトプレゼント |
原作 | 「千本桜」シリーズ(原案:黒うさP/WhiteFlame 著・イラスト:一斗まる) |
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歌舞伎 | 「義経千本桜」(作:竹田出雲・三好松洛・並木千柳) |
劇中曲 | 千本桜/黒うさP |
脚本 | 松岡亮 |
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演出・振付 | 藤間勘十郎 |
佐藤四郎兵衛忠信 | 中村獅童 |
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美玖姫 | 初音ミク |
白狐の化身/陽櫻丸 | 中村陽喜 |
白狐の化身/夏櫻丸 | 中村夏幹 |
初音の前 | 中村蝶紫 |
豪参太郎 | 中村獅一 |
青龍の精 | 澤村精四郎 |
古典歌舞伎の『義経千本桜』の世界観と、初音ミクの代表曲のひとつである『千本桜』の世界観を融合させた新作歌舞伎です。
2016年に千葉県の幕張メッセで開催されたニコニコ超会議で初演され、大きな話題を集め、第22回AMDアワード大賞・総務大臣賞を受賞するなど、数々の栄誉に輝きました。
歌舞伎のアナログ演出と最新の技術を用いたデジタル演出を融合させた、新時代の歌舞伎である〝超歌舞伎〟の第一作となった記念碑的な作品です。
そして2019年には歌舞伎発祥の地にあり、日本最古の歴史を誇る劇場である京都南座で、2023年には歌舞伎の殿堂である東京歌舞伎座で上演されました。
〝超歌舞伎〟の代表的な作品が、この度、「EXPO 2025大阪・関西万博」に満を持して登場します。
数ある超歌舞伎の作品のなかでも、屈指の上演回数を誇る『今昔饗宴千本桜』は、再演のたびに演出が進化してきました。
そのなかでも今回の上演では、NTT社のIOWNの通信技術で、大阪の万博会場と台湾の会場をリアルタイムで繋ぎ、日本が世界に誇る伝統芸能である「歌舞伎」と、九天民俗技藝団による台湾の伝統民俗文化〝陣頭〟のひとつ「官將首」が共演します。
日本の文化と台湾の文化を最新のデジタル技術によって融合させる演出は、今回のEXPO 2025大阪・関西万博公演ならではのもので、最大のみどころとなっています。
また、歌舞伎ならではの様式美と台詞術、迫力ある立廻りなど、400年をかけて磨き上げられた演出の数々にも、どうぞご注目ください。
そして、ペンライトや大向うの掛け声、コメントを使って演出に参加し、舞台と客席が一体になるところが超歌舞伎の特色です。
この機会にぜひ、演出に参加し、万博公演ならではの熱狂と興奮を生み出しましょう!
時は神代の時代。日ノ本を守護するご神木の千本桜は、今年も見事な花を咲かせている。これを祝って、初音の前(中村蝶紫)は、娘の美玖姫(初音ミク)や千本桜の精霊たちに、舞を舞うように命じる。
ところがあたりの様子が一変し、異形の者たちが初音の前を取り囲む。この者たちは東を司る青龍の精の眷属で、日ノ本を我が物にしようとする主の命を受けて、襲撃したのであった。
やがてその場に青龍の精(澤村精四郎)が現れ、初音の前の命を奪うと、千本桜の花を散らし、日ノ本を闇で包む。
一方、美玖姫はこの危難を逃れ、共に千本桜を守る白狐との再会を果たすべく、蝶に姿を変えて飛び去って行く。
それから千年後のこと。
千本桜は枯れ果てて、未だ日ノ本は闇に包まれたままである。この様子を見て美玖姫が嘆くところ、霊力を持つ白い狐が姿を見せ、狐は人間に姿を変える。
実はこの狐こそ、千年前に青龍の精との戦いに敗れ、いまの世に佐藤四郎兵衛忠信(中村獅童)として転生した白狐であった。
千年の時を経ての再開を喜びあう忠信と美玖姫であったが、ふたりの存在に気付いた青龍の眷属が襲い掛かる。ここへ白狐の化身(中村陽喜、中村夏幹)も助力するために駆け付け、一同で眷属たちを追い払っていく。
こうして、白狐、美玖姫は、青龍の精に立ち向かっていくものの、青龍の精の家臣の豪参太郎(中村獅一)の反撃に遭い、危機が迫る。
加えて、海を隔てた地の神々の助力を得て、青龍の精を追い込んでいくが………。
果たして、白狐と美玖姫と、陽櫻丸(中村陽喜)、夏櫻丸(中村夏幹)が宿る千本桜の運命は……。
「超歌舞伎」で活用されるNTTの最新ICT技術をご紹介します。
次世代情報通信基盤「IOWN」が『今昔饗宴千本桜 Expo2025 ver.』でも使われます。本公演では、2024年8月29日に開通した世界初となるIOWN国際間APN(オールフォトニクスネットワーク)を活用し、大阪・関西万博会場と海外(台湾)を接続、大容量・低遅延通信の特徴を活かしたリアルタイム演出を実現します。
台湾で演じる演者の動きが大阪・関西万博会場へリアルタイムで伝送され、大阪・関西万博会場で演じる演者とコラボレーション。まるでテレポーテーションしたかのように距離を感じさせない一体となった演出をお届けします。
NTTのデジタルツイン技術「AnotherMe®」によって生まれた”獅童ツイン”。歌舞伎役者・中村獅童さん本人の動作や特徴を学習し、声も身振りもAIで生成したデジタル空間上に再現された本人そっくりのもう一人の獅童さんです。獅童さん本人の少量の音声から、NTTが誇るクロスリンガル音声合成技術を活用してAIで生成。今回の超歌舞伎では”獅童ツイン”が会場のご案内、みなさまにご利用いただくイヤホンガイドの解説を務めます。もちろん、クロスリンガル音声合成技術を活用し、英語、中国語といった複数の言語の音声にも対応します。
超歌舞伎を万博会場でご観劇いただくには、万博入場チケットのご購入及びイベント観覧予約のお申し込みが必要です。
万博公式サイトより入場チケットをご購入後、イベント開催日(5月24日または25日)を来場日時としてご予約いただいた上で、イベント観覧予約(抽選)をお申し込みください。
詳しくは万博公式サイトでご確認ください。
大阪・関西万博チケットインフォメーション
https://www.expo2025.or.jp/tickets-index/
5月24日、25日の公演において、オンライン配信用、並びに海外(台湾)との接続用に客席内にカメラを設置しております。
※ 後日二次利用で映像を使用する可能性もございます。
ご来場のお客様におかれましては、容姿等が映り込む可能性がございますので、あらかじめご了承くださいます様よろしくお願い申し上げます。
本公演はオンラインでもご視聴(無料)いただけます。以下の配信プラットフォームをご利用ください。
【バーチャル万博】https://www.expo2025.or.jp/future-index/virtual/virtual-site/
バーチャル万博~空飛ぶ夢洲~は、NTTグループが運営する大阪・関西万博のバーチャル会場です。AR(拡張現実)やVR(仮想現実)等のバーチャル技術を活用し、オンライン空間上に万博会場を再現します。対応デバイスに専用アプリ(無料)をインストールしてご利用ください。
対応デバイス:スマートフォン(iOS/Android)・PC(Windows/Mac)・VRゴーグル(MetaQuest2,3)に対応予定
・万博会場から同時配信
2025年5月24日・25日(生配信)
【ニコニコ生放送】https://live.nicovideo.jp/
・万博会場から同時配信
2025年5月24日・25日(生配信)
<アーカイブ配信>
【Lemino】https://lemino.docomo.ne.jp/
今回の超歌舞伎では、株式会社イヤホンガイド開発のスマートフォンアプリ“EG-G(エッグ)”を通じて、NTTの最新技術によって生まれた”獅童ツイン”が解説を務めます。初心者にやさしい歌舞伎解説のほか、超歌舞伎の必須アイテムであるペンライトの色や、大向うを発声するタイミングなど、超歌舞伎を120%楽しむための盛り上げポイントもお伝えします。通常のイヤホンガイド解説とはひと味違う“超歌舞伎仕様”の放送を、ぜひ公演とともにお楽しみください。
⚫︎iPhone・・・
「App Store」
⚫︎Android・・・
「Google Play」
EG-Gによる音声ガイドご利用方法 (PDF)
※EG-Gアプリがご自身の端末で利用できるかを事前にテストください。
テスト用動画はこちら: https://vimeo.com/1063378437
Ⓒ超歌舞伎 撮影:篠山紀信
原作:小説千本桜シリーズ
(発売:株式会社KADOKAWA 発行:株式会社角川アスキー総合研究所)
Ⓒ WhiteFlame/一斗まる
Ⓒ Crypton Future Media,INC. www.piapro.net