2025年1月11日、IOWNの体験とロボットプログラミングが学べるワークショップイベントを実施しました。東京と大阪の会場をIOWNで結び、IOWNならではの特性を子どもたちに体験いただきました。
まずは長距離通信でおきる情報伝達の遅延を、IOWNならなくすことができることを実験。通常回線でじゃんけんすると、画面の向こう側の人は遅れて届いた掛け声をもとに手を出すので、必ず後出しになってしまいます。しかしIOWNでつないだ画面を見ながらじゃんけんをすると、ピタリと同時にじゃんけんすることができました。
また、ダンボールや電子工作キットでオリジナルロボットが作れる「embot(エムンボット)」を使って遠隔チキンレースも行いました。
IOWN回線を使った場合は東京・大阪と離れた距離でもタイミングよくembotを止めることが出来ました。
次にIOWNを使ったらどんなゲームができるか?を考えてもらい、embotを使って形にしてもらいました。狙った所でルーレットを止めるゲームや、ふたつのembotを使ったドッジボールゲームなど、大人にはない柔軟な発想で「遠隔で操作しても遅れずに動かせる」というIOWNの特性を上手に利用したプログラムを組んでくれました。
IOWNを体感した子どもたちに「IOWNのもたらす未来は期待できると思うか?」と聞いてみたところ「そう思う80%」「ややそう思う20%」と答えてくれました。また「万博に行きたくなった」「NTTパビリオンに行きたくなった」という質問にも9割以上が「行きたくなった」と回答。万博会場では、今回体験いただいたIOWNの技術が実装されていたり、最新のNTTの技術や、未来のコミュニケーションを体感いただけますので、楽しみにしてください!