2月22日、23日の二日間、NTTグループの大阪・関西万博子ども向けイベントとして『大阪・関西万博をまなぶ×NTTデータ アカデミア』を開催しました。
今回のプログラミング教室は、1月に開催した『IOWN×ロボットプログラミングで未来の授業を体験しよう!』に続く、NTTグループが実施している子ども向けイベントと大阪・関西万博とのコラボレーションイベント第二弾です。それぞれのイベントの特性や話題性と組み合わせることで、子どもたちにNTTの万博での取り組みをよりわかりやすく伝えることをめざしています。今回は、NTTデータが実施しているNTTデータ アカデミアとのコラボレーションイベントとして開催しました。
NTTデータ アカデミアは2020年度から実施しているIT教育プログラムで、NTTデータと国内グループ会社がともに、小学生にプログラミングやITのしくみを伝える活動を展開しています。今回のプログラミング教室は、万博コラボの特別版として、デジタル地図活用プログラミング教材『まなっぷ』を使用し、子どもたちそれぞれが通う小学校から万博会場まで、キャラクターを動かして案内するミッションに挑戦しました。まなっぷはブロックを組み合わせることで、地図の上に線を引いたり、キャラクターを動かしたりすることができるプログラミングツールです。
まなっぷは地図上に現れる動作を、さまざまな動作内容が書かれたブロックを組み合わせることで指示を出していきます。地図上に目的地までのルートの線を引いたり、利用する乗り物やその速さを指示したり、目的地までキャラクターを移動させコメントをしゃべってもらうようなことも可能です。今回のミッションは「小学校から万博会場まで、まにゃっぷを案内しよう」。子どもたちそれぞれが自分の小学校をさがして、夢洲の万博会場まで、まなっぷの猫のキャラクター『まにゃっぷ』を移動させます。
最後に、それぞれのプログラミングの成果を発表してもらったところ、小学校から万博会場までをすごい速さで到着する子、車でのんびり行く子、運転手が疲れないように休憩ポイントをたくさん設定する子...。同じ地図上でも子どもたちの個性が発揮されていました!
さらに、+αの大阪の他の地点にまにゃっぷを移動させる課題では、まにゃっぷをUSJに移動させるのが大人気でした! 実は大阪・関西万博の会場は、USJにとても近く「一緒に行きたい!」という声も多数上がっていました。具体的に、現地に行くイメージが湧いたのではないでしょうか?
プログラミングでの道のりマップ制作を体験してもらった後は、大阪・関西万博をより楽しむアプリ「パーソナルエージェント」の紹介を行いました。パーソナルエージェントは、NTTアーバンソリューションズが開発している万博を最高に楽しむための情報案内アプリで、AIによる1日のプラン提案や、嗜好に合わせた体験の提案など、"わたしらしい"快適な来場体験をアプリがサポートしてくれます。
今回の道のりマップ制作を通じて「プログラミングをすることで、コンピューター上で動くいろいろな仕組みを作ることができる」ということを子どもたちが体験しました。
イベントの最後に「パーソナルエージェントがオススメのルートを教えてくれるのはどうして?」との質問に、全員が「プログラミングを使っているから」と正解の選択肢を選んでくれました。
今回学んだことが、NTTグループが大阪・関西万博を支える技術につながっている、わくわくする未来の実現につながっていると感じてもらえていれば幸いです。