8月9日・16日・17日の三日間、パナソニック ホールディングス株式会社、電気事業連合会とNTTグループは、カーボンニュートラルの実現に向けたエネルギーのつくり方や使い方をテーマとする「EXPO2025 エネルギーツアー」を開催しました。
現地の様子をご報告いたします。
1. 日時 | 第1回 2025年8月9日(土)9:00~16:00(予定) 第2回 2025年8月16日(土)9:00~16:00(予定) 第3回 2025年8月17日(日)9:00~16:00(予定) |
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2. 場所 | 大阪・関西万博 会場内 |
3. 内容 |
①パビリオン見学 ②自由研究のワークショップ |
9:00 | 集合 |
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9:30 | パビリオン見学(3グループに分かれ、各パビリオンを順次見学) |
14:00 | 自由研究のワークショップ(場所:EXPOサロン) |
午前中は、東ゲートにみんなで集合した後、グループに分かれて、NTT Pavilion、パナソニックグループパビリオン「ノモの国」、電力館 可能性のタマゴたちの3つのパビリオンを周り、未来のエネルギーを体験しました。暑いけどみんな元気です!
まずは未来のエネルギー「水素」を作っている水素プラントを見学しました。水素は二酸化炭素を排出しない次世代のクリーンなエネルギー源として今後、需要が高まっていくと考えられています。 NTT Pavilionでは、太陽光発電設備を使って電気をつくり、電気の形をかえ、水素を作っています。そしてこの水素は、水素パイプラインを通じてパナソニックグループパビリオンにはこばれ実際に使われています。
次にパビリオン内の見学です。ここでは4月2日に行われた、IOWNを活用した世界初のパフォーマンスを追体験できます。
2025年のNTTパビリオンと1970年の電気通信館の二つの万博会場を自由にいきかうPerfumeのスペシャルパフォーマンスが、まるで目の前に本当にいるかのように映像と振動で伝わってきます。この演出にはIOWNの高速大容量・低遅延性が生かされています。さらにIOWNは超低消費電力もめざしていて、実現すると携帯の充電が年1回ですむようになるかもしれません。カーボンニュートラルの取組みにも貢献できます。
一人一人結晶を持って、ノモの国を体験する「UnLockエリア」と未来社会のアイデアが展示されている「台地のエリア」があります。ココロの持ちようで姿を変える不思議な世界を体験した後は、「発電するガラス」を使った未来のエネルギーやプラスチックと違って土に還る未来の素材を学びました。
最後は、 NTT Pavilionからはこばれてきた水素が実際に夜のノモの国をライトアップする電力として使われていることも学びました。
エネルギーに関するたくさんの“能性のタマゴ”を体験できるパビリオンです。“タマゴ型デバイス”を持って未来を切りひらく可能性をもつさまざまなエネルギーと出会い、可能性を探し、集め、育てることの大切さをが学べます。だるまさんがころんだをしながらその振動で発電する振動発電やシビレエイでの発電、そして水素エネルギーも体験しました。
お昼を食べた後はEXPOサロンで自由研究に挑戦です。
各パビリオンの学んだことを振り返りを行ったあとは、ワークシートを使ってまとめていきます。
今回は「エネルギーツアー」ということで、どのパビリオンでも未来のエネルギーに関して学びました。
特に「水素」に関して、つくって、はこんで、ためて、つかう過程や、二酸化炭素を出さないクリーンなエネルギーであること、水からつくることも出来ることを学びました。
ワークシートを使ったまとめでは、たくさん学んだことを生かして、「どんな便利な未来が来るか考えてみよう」「学んだことを書いてみよう」と子ども達それぞれが、自由な発想でシートを埋めてもらいました。
「ガラスの太陽電池を使った水素自動車を作ったら、一生走りつづけられるのでは!?」といった楽しいアイデアも出て、それぞれの学びを深められたのではないかと思います。
最後の集合写真では「エネルギー!」の掛け声で、元気な笑顔の写真になりました。
たくさん考えて、体験した一日がエネルギー、そして地球の未来について考えるきっかけになれば幸いです。
今後ともNTTグループは、子ども達にみらいのわくわく感をお届けしていきます。