海運貨物取扱業(海貨業)に伴う輸出入貿易書類の発行、陸送の手配、倉庫への作業指図、通関業務、これらに関わる債権債務や経営分析等、受注から債権債務管理までの一元管理を実現するシステムです。
また、Webシステムであるため、ステークホルダーとすべての業務が情報で繋がり、必要な情報をいつでも参照・共有することが可能となります。お客様の業務効率化だけでなく、お客さまの得意先(荷主さま)へのサービス向上、関係強化も期待できます。
「海貨業務システム」のイメージ図
海貨業務システムを利用することによって、以下の環境効果を得ることが期待できます。
年間4万件の貿易取引における通関業務を対象に評価を行いました。
※NACCS(Nippon Automated Cargo and Port Consolidated System)は、入出港する船舶・航空機および輸出入される貨物について、税関その他の関係行政機関に対する手続および関連する民間業務をオンラインで処理するシステムです。
対象ライフサイクルステージ
〔凡例 ○:評価対象、-:評価対象外〕
※横スクロールできます
従来手段 | 海貨業務システム | |
---|---|---|
ICT機器利用 | ○ | ○ |
NWインフラ利用 | ○ | ○ |
ソフトウェア利用 | ○ | ○ |
人移動 | ○ | ○ |
物移動 | ○ | ○ |
材料・エネルギー消費 | ○ | ○ |
物保管 | ○ | ○ |
人執務 | ○ | ○ |
海貨業務システムと従来手段を比較した結果、主に紙が削減され、1年間あたり55%のCO2排出量が削減される結果となりました。
「海貨業務システム」の1年間あたりのCO2排出量
従来手段のCO2排出量を100%として、それぞれの割合を表しています。
NACCSは輸出入・港湾関連情報処理センター株式会社の登録商標です。
環境保護の取り組み