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海貨業務システム

概要

海運貨物取扱業(海貨業)に伴う輸出入貿易書類の発行、陸送の手配、倉庫への作業指図、通関業務、これらに関わる債権債務や経営分析等、受注から債権債務管理までの一元管理を実現するシステムです。

また、Webシステムであるため、ステークホルダーとすべての業務が情報で繋がり、必要な情報をいつでも参照・共有することが可能となります。お客様の業務効率化だけでなく、お客さまの得意先(荷主さま)へのサービス向上、関係強化も期待できます。

「海貨業務システム」のイメージ図 「海貨業務システム」のイメージ図

環境効果のアピールポイント

海貨業務システムを利用することによって、以下の環境効果を得ることが期待できます。

  1. 帳票類の電子化と共有により帳票(紙類)の削減とともにその配送も削減されます。
  2. データの一元管理・共有(帳票の標準化)により、各種書類作成のためのデータ入力稼働やデータ入力誤りの修正作業の削減など、人の稼働に伴うエネルギー消費が削減されます。
  3. 機能モジュール構成の組み合わせとカスタマイズによる開発のため従来のホストシステムに比べ、ソフトウェア開発工程でのエネルギー消費が削減されます。

評価モデル

年間4万件の貿易取引における通関業務を対象に評価を行いました。

  1. 従来手段
    海貨業者の部門ごとに、既存システム(ホストシステム)を利用しているが、データの共有はされず、情報の共有は帳票類で共有され業務を行います。システムの利用(データ投入)は、その帳票類をもとに再入力されます。

    「従来手段(既存システム)」の評価モデル図 ※NACCS(Nippon Automated Cargo and Port Consolidated System)は、入出港する船舶・航空機および輸出入される貨物について、税関その他の関係行政機関に対する手続および関連する民間業務をオンラインで処理するシステムです。

  2. 海貨業務システム
    帳票類の多くが電子化され、海貨業者の部門間で船積情報がシステムを介して共有されます。そのためシステムへ再投入稼働やミスが軽減、NACCS®への再投入も不要となり稼働が軽減されます。

    「海貨業務システム」の評価モデル図

評価対象と活動の関係

対象ライフサイクルステージ

〔凡例 ○:評価対象、-:評価対象外〕

※横スクロールできます

従来手段 海貨業務システム
ICT機器利用
NWインフラ利用
ソフトウェア利用
人移動
物移動
材料・エネルギー消費
物保管
人執務

評価結果

海貨業務システムと従来手段を比較した結果、主に紙が削減され、1年間あたり55%のCO2排出量が削減される結果となりました。

「海貨業務システム」の1年間あたりのCO2排出量 「海貨業務システム」の1年間あたりのCO2排出量

従来手段のCO2排出量を100%として、それぞれの割合を表しています。


NACCSは輸出入・港湾関連情報処理センター株式会社の登録商標です。