世界140拠点以上に展開するNTTコミュニケーションズのデータセンターサービス「Nexcenter」は、グローバル統一設備運用によって、世界中いつでもどこでも先進の品質を提供します。
万全な災害対策だけでなく、NTTコミュニケーションズの抜群の事業安定性で、お客さまシステムを24時間365日無停止で運用できます。設備や運用は、お客さまの要望に合わせて柔軟にカスタマイズが可能、専用のポータルサイトからシステム情報を一元管理できます。また、世界中の主要データセンター間やクラウド間は低コストで大容量のネットワーク接続ができるので、グローバルに分散するICTリソースを柔軟に配置・管理することができます。さらに先進の省エネ設備の導入によって、お客さまのシステム運用費を大幅に削減できます。
Nexcenterの概要
ロータリーUPS、水冷式空調、外気冷房の導入によって、データセンターにおけるICT機器利用に伴うCO2排出量を削減することができます。
データセンターの保守、運用を行うにあたり、従来データセンター(以降、従来DC)でサービスを利用した場合とNexcenterを利用した場合のCO2排出量を評価しました。
Nexcenterモデル図
上記は、本評価を実施したモデルケースです。データセンターによって設置されている設備機器は異なります。
総契約電力17,000kVAのデータセンターにおける1年間の保守および運用
環境影響要因別の評価対象
※横スクロールできます
環境影響要因 | 従来DCサービス | Nexcenter |
---|---|---|
ICT機器利用 | UPS、ガスタービンエンジン、一般空調機、NW接続機器、保守用PC | ロータリーUPS、外気冷房、水冷式空調、NW接続機器、保守用PC |
NWインフラ利用 | 保守、運用のためのネットワーク | |
ソフトウェア利用 | ― | |
人移動 | ― | |
物移動 | ― | |
材料・エネルギー消費 | 19インチラック、LED照明、蛍光灯照明、ラックキャッピング※ | 高密度機器実装対応型19インチラック、LED照明、ラックキャッピング※ |
物保管 | ラック設置スペース | |
人執務 | 保守、運用稼動 |
本評価におけるラックキャッピングは、空気の流れを仕切り、空調効率を高めるためのシートやパネルを指します。
対象ライフサイクルステージ
〔凡例 ○:評価対象、-:評価対象外〕
※横スクロールできます
従来DCサービス | Nexcenter | |
---|---|---|
ICT機器利用 | ○ | ○ |
NWインフラ利用 | ○ | ○ |
ソフトウェア利用 | ― | ― |
人移動 | ― | ― |
物移動 | ― | ― |
材料・エネルギー消費 | ○ | ○ |
物保管 | ○ | ○ |
人執務 | ○ | ○ |
Nexcenterの導入によって、従来手段と比較して1年間あたり43%のCO2排出量が削減される結果となりました。
Nexcenterの1年間あたりのCO2排出量
グラフは従来手段のCO2排出量を100%として、それぞれの割合を表しています。
環境保護の取り組み