進化とは幸せだったのだろうか。
テクノロジーの進化は、
いつでもどこでもつながることを可能にした。
しかし、世界はわかりあうどころか、
分断は加速し、新しい争いが日々生まれている。
さらに、進化のたびに莫大な電力が消費され、
地球環境はどんどんと悪化している。
進化が幸せを生むだけではないことは、
もはや明白である。
その時、私たち人類がやるべきことは
思考停止して破滅へ突き進むことでも、
すべてを諦めることでもない。
私たちがやるべきこと。それは、
新しい進化の形をつくることではないだろうか。
IOWN。圧倒的な低消費電力で、
地球に負荷をかけない次世代の
情報通信基盤をつくる。
最先端のテクノロジーのために
電力を湯水のごとく消費し、
地球環境を破壊しつづける時代とは訣別する。
その上でもう一度、
つながることの喜びを分かちあえる世界をつくる。
たとえすべてをわかりあえなくても、
想像することはできる。耳を傾けることはできる。
ともに生きていくことはできるはずだから。
新しい進化をつくろう。
地球に、人類に、幸せな進化をつくろう。
1970年の大阪万博、ワイヤレステレホン(携帯電話)等、未来の情報通信の展示により、たくさんの子どもたちに夢と希望を提示した電気通信館。NTTは当時、日本電信電話公社として、その一翼を担いました。
NTTは、2025年の大阪・関西万博においても、光技術を活用した新たな情報社会基盤である「IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)」をはじめとした先進的な研究開発やICT基盤、人材など、様々な経営資源や能力を最大限活用し、持続可能性への取り組みを体現する新しい社会像を発信するとともに、不確かな世界を生きていく子どもたちに、未来への希望を与え、多くの人の記憶に残るパビリオン、万博にしていきます。