2019年12月19日
日本電信電話株式会社
日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:澤田純、以下 NTT)は、2019年12月9日、障がい者の活躍推進に取り組む国際イニシアティブ「The Valuable 500」(※1)に加盟しました。
「The Valuable 500」は、2019年1月の世界経済フォーラム年次総会(通称「ダボス会議」)の中で発足した、障がい者の活躍推進に取り組む国際イニシアティブで、障がい者が、ビジネス、社会、経済にもたらす潜在的な価値を発揮できるような改革をビジネスリーダーが起こすことを目的としています。NTTは「The Valuable 500」の趣旨に賛同し、以下の取り組みを推進します。
また、障がい者の活躍推進の取り組みとして、2020年2月より、遠隔操作型の分身ロボット「OriHime-D」(※2)を活用した、障がい者によるNTTでの受付業務のトライアルを実施します。身体が不自由であったり、外出困難な方が「OriHime-D」のパイロットとなり、「OriHime-D」を遠隔操作し、会議・応接室エリアに来訪されたお客さまの受付や会議室への案内等を実施する予定です。「OriHime-D」を活用して障がいを持つ人が配膳等ではなく、オフィスでの勤務を実施することは初の試みとなります。
NTTグループは、今後も、障がい者を含む社員の「ダイバーシティ&インクルージョン」の推進に取り組み、企業価値の更なる向上をめざしてまいります。
※1The Valuable 500について
The Valuable 500
https://www.thevaluable500.com/
※2株式会社オリィ研究所が開発した全長約120cmの分身ロボット。「OriHime-D(オリヒメディー)」は、遠隔から操作して、接客やものを運ぶなど、身体労働を伴う業務が可能。「OriHime-D」はNTTが特別協賛をつとめる分身ロボットカフェ「DAWN」でお客様への接客や配膳を実施中。
株式会社オリィ研究所は「人類の孤独の解消」をめざし、孤独の要因となる「移動」「対話」「役割」の障害を取り除くテクノロジーを開発。たとえベッドで寝たきりであっても、会いたい人に会い、行きたいところへ行けて、社会に参加できる未来をめざしている。分身ロボット「OriHime」は、「移動の制約」を克服し、「その場にいる」ようなコミュニケーションを実現し、企業のテレワークや入院児童の遠隔教育などにも広く活用されている。
「あらゆる人たちに、社会参加、仲間たちに働く自由を。たとえ寝たきりになっても、仲間たちと働く自由を。」をコンセプトに、株式会社オリィ研究所が主催。身体が不自由であったり、外出困難なパイロット達が遠隔操作型の分身ロボット「OriHime」「OriHime-D」でカフェの接客を行う、新たなテレワークの可能性を模索する社会実験。
本件に関するお問い合わせ先
日本電信電話株式会社
広報室
Tel:03-5205-5550
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