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2021年2月16日

日本電信電話株式会社
KDDI株式会社

就職氷河期世代などへの就労・就業支援に関する取り組み開始
~ICT教育を提供、300名超の雇用を創出~

日本電信電話株式会社(以下 NTT)とKDDI株式会社(以下 KDDI)は、2020年9月11日に締結した社会貢献連携協定(注1)に基づき、両社で推進する「つなぐ×かえる」プロジェクトの第二弾として、2021年3月以降、リモートワークやICTのスキルに関わる研修ならびに就業支援の取り組み(以下 本取り組み)を開始し、2021年2月16日から受講者を専用サイト(https://tsunagu-kaeru2.jp/当該ページを別ウィンドウで開きます)にて募集します。また、本取り組みで提供するリモートワークスキル研修、ICTスキル研修、キャリアカウンセリングまでの全プログラムを修了した方を対象に、NTTグループ、KDDIグループおよび受講者自らに適した企業への300名超の雇用創出をめざします。

<専用サイトURL:https://tsunagu-kaeru2.jp/> <専用サイトURL:https://tsunagu-kaeru2.jp/当該ページを別ウィンドウで開きます>

背景

これまで、就職氷河期やリーマンショックなど、社会環境の急激な変化が就労能力の開発や就業へ大きな影響を与えてきました。さらに現在は、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、就職氷河期世代の方を中心に、失業する方やキャリアチェンジを余儀なくされる方が増加しています。一方で、リモートワークが急速に浸透し、ICTを活用できる人材が求められています。そこで、NTTとKDDIは、両社が協力して能力開発支援のプログラムを実施することにより、就業が困難な方々の課題解決に貢献していきます。

本取り組みの概要

2021年3月以降、専用サイトに応募された能力開発や就業に課題を抱えている高校・大学など既卒の50歳未満の方(その他、性別、学歴、職歴等は不問)に対し、リモートワークスキルに関わる支援を実施します。さらに、500名超の方に両社の通信インフラやITに関わるさまざまなアセット(IT人材育成コンテンツ、研修プログラムなど)を活用した能力開発プログラム(リモートワークスキル研修・ICTスキル研修)をオンラインで提供し、就業に課題を抱える方々への学びの機会を創出します。
 また、能力開発支援のプログラムを修了した方を対象に、NTTグループ、KDDIグループおよび受講者自らにあった企業への300名超の雇用創出をめざします。
 なお、能力開発支援の一部(研修プラットフォームの提供など)は、日本マイクロソフト株式会社の協賛により提供されます。認定NPO法人育て上げネットとも連携することで、受講者の悩み相談やカウンセリングなど、きめ細かい支援を実現します。

1.リモートワークスキル研修の支援(応募者全員)

2021年3月から、応募者全員を対象にリモートワークに対応できる能力習得に向けた研修を実施します。

リモートワークスキル研修内容

<1> ICT業界の基礎
 <2> ICTスキルの基礎

  • Microsoft Teams(注2)、Microsoft OneDrive(注3)の使い方など
  • 生産性を上げるリモートワークのコツなど

2.ICTスキル研修の支援(500名超)

 ICT・通信業界や、ICTを活用した職種への就業希望者500名超を対象に約2カ月にわたるオンライン研修を通じてICTスキル取得と資格取得支援を行います。なお、研修参加にあたり通信環境を所有していない受講者へは、条件にあったオンライン受講環境を提供します。

ICTスキル研修および資格取得支援内容

<1> 資格取得に向けた以下のICTスキル研修を実施し、各受講者が希望する資格試験の受験費用を負担します。
 <2> 受講に際しては、専門のカウンセラーがカウンセリングを実施し、各受講者に最適なICTスキル研修を選定します。
 <3> 受講者に対し、研修期間を通じてサポートカウンセリングを実施することで、さまざまな悩みを解決しながら資格取得まで継続的に支援していきます。

現在予定している取得をめざす資格

  • Microsoft Office Specialist
  • ITパスポート
  • CCNA(Cisco Certified Network Associate)
  • CompTIA Cloud Essentials

3.キャリアに関わる支援(300名超)

リモートワークスキル研修、ICTスキル研修などのICT活用に関する能力開発支援のプログラムを修了し、希望される方には就業に向けたさまざまなサポートを行います。

(1)キャリアカウンセリング

受講者が希望する、または適性のある分野への就業を促し、履歴書や職務経歴書の作成フォローや面接対策を行います。

(2)NTTグループ、KDDIグループおよび自らに適した企業への就業支援

能力開発支援のプログラムを修了した方から、両グループおよび受講者自らに適した企業への300名超の新たな雇用創出をめざします。

今後の展開

NTTとKDDIは、今後も「気候変動への対応」「スマホなどの健全利用」など、さまざまな社会課題解決に対し両社のアセットを合わせることで、競争の枠を超えて協力し貢献できる分野を継続検討し、持続的な社会の実現に貢献していきます。

以上

(注1)NTTとKDDI、災害時の物資運搬などに関する相互協力開始
URL:https://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2020/09/11/4663.html当該ページを別ウィンドウで開きます

(注2)(注3)Teams、OneDriveは、Microsoft Corporationの商標または登録商標です

「つなぐ×かえる」プロジェクト

参考

応募資格および研修内容

高校・大学など既卒の50歳未満の方(その他、性別、学歴、職歴などは問わない。)

※横スクロールできます

施策 概要 回数、形式、教材など
リモートワークスキル研修 <1>ICT業界の基礎
<2>ICTスキルの基礎
<<1>ICT業界の基礎 3時間程度(複数日程あり)>
ICT業界の働き方・職種理解、自己紹介・志望動機の作成方法などのセミナーをリモートで学びます。
<<2>ICTスキルの基礎 3時間程度(複数日程あり)>
リモートワークに必要な通信基礎知識、Microsoft Teams、OneDriveの使い方など。またテレワークで生産性高く仕事をするコツ、メンバーや上長とのリモートでのコミュニケーション方法などリモートワールドの時代にむけて役に立つセミナーをリモートで学びます。
ICTスキル研修 スキルカウンセリング カウンセリングを通じて、各受講者の適性を引き出し、それにあったICTスキル研修を選定。<スキルカウンセリング(1時間×複数回)>
専門の担当がWEBカウンセリングします。
どの資格研修を受けるべきかを一緒に考えます。
ICTスキル研修および資格取得支援 以下の資格取得に向けた研修の実施と受験費用負担
  • Microsoft Office Specialist
  • ITパスポート
  • CCNA(Cisco Certified Network Associate)
  • CompTIA Cloud Essentials
<共通の基礎研修>
社会人基礎研修 約4日~5日
資格研修に入る前に全員対象で社会人としてのマナー、コミュニケーション、課題解決力をリモートで学びます。
<資格研修>
共通の基礎研修受講後、ご本人の希望により各コースに分かれて資格取得のための研修を実施。(週3~4日、約2カ月程度※)研修修了後、資格試験に臨みます。
  • 1日当たりの時間はコースによって異なります
  • 資格試験費用を事務局で負担します(1資格分)
  • なんでも相談室サポートあり
(しっかりと資格取得まで伴走します)
キャリアに関わる支援 キャリアカウンセリング 受講者が希望する、または適性のある分野への就業を促し、履歴書や職務経歴書の作成フォローや面接対策を行う <キャリアカウンセリング(1時間×複数回)>
あらためて専門の担当とWEBカウンセリングを行います。就職活動の方向性を一緒に考えます。
就業支援 NTTグループ、KDDIグループ、受講者自らに適した企業への就業 カウンセラーと伴走し就業を目指します。卒業生向けNTTとKDDIの採用枠も設けます。

ICTスキル研修で取得支援する資格概要

資格名称 概要
Microsoft Office Specialist(MOS) 国際資格の一種、マイクロソフト社製Word・Excelなどのスキル証明資格
ITパスポート ITを利活用するすべての社会人・社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験
CCNA
(Cisco Certified Network Associate)
世界最大手のネットワーク関連機器メーカーであるシスコシステムズ社が実施する、ネットワークエンジニア技能認定試験
CompTIA Cloud Essentials ビジネス、または技術的側面から見たクラウドコンピューティングの意義やクラウドの導入によるメリット/デメリットを判断し、運用できる知識とスキルを証明する認定資格ステムズ社が実施する、ネットワークエンジニア技能認定試験

本取り組みに関するお問い合わせ先

TEL 0120-514-366
専用サイト(https://tsunagu-kaeru2.jp/当該ページを別ウィンドウで開きます )

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