NTTグループの持株会社である日本電信電話株式会社 代表取締役社長の島田明のメッセージです。
代表取締役社長の島田です。
経済情勢や事業環境に先行き不透明な状況が続く中、変化に対応し、時には変化に先んじて自らを変革していくことによって道を切り拓いていきたいと考えています。
NTTグループのビジネスは変わり続けてきました。私が入社した40年前は電話事業しかありませんでしたが、現在音声関連サービス収入は営業収益の15%に過ぎません。世の中の変化をしっかり見据えながら、自らの持っているリソースを組み替える、新たなリソースを加える、といった手を迅速に打っていきます。
2023年5月にNTTグループの新中期経営戦略、『New value creation & Sustainability 2027 powered by IOWN』を発表しました。2023年度から2027年度の5年間の中期経営戦略となります。
「NTTは挑戦し続けます。新たな価値創造と地球のサステナビリティのために。」を基本的な考え方とし、成長のために今後5年間で成長分野に約8兆円の新規投資を行い、キャッシュ創出力を強化し、2027年度にEBITDAを2022年度比20%増の4兆円に成長させる計画です。
新中期経営戦略では、大きく3つの柱を掲げています。
1つ目の柱は、「新たな価値の創造とグローバルサステナブル社会を支えるNTTへ」として、①IOWNによる新たな価値創造、②データドリブンによる新たな価値創造、③循環型社会の実現、④事業基盤の更なる強靭化、などの取り組みを進めてまいります。
1つ目の柱を支えるための2つの柱として、「お客さま体験(CX)の高度化」並びに「従業員体験(EX)の高度化」を進めてまいります。
これらの施策を展開することにより、豊かで便利な社会・わくわくする未来をお届けできますよう、全力を尽くしてまいります。
日本電信電話株式会社
代表取締役社長
社長執行役員
島田 明(しまだ あきら)
NTTグループ中期経営戦略
2023年5月、「NTTは挑戦し続けます。新たな価値創造と地球のサステナビリティのために。」を基本的な考え方とした中期経営戦略を発表しました。
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