NTTグループは、気候変動情報開示に対する活動に対し、企業の気候変動に関する情報開示の評価・格付けにおいて、世界の投資家から最も信頼性が高いとされるCDP※1から、最も優れた国内企業の1社として選定されました。国内の通信事業者では唯一の選出となります。
これは、NTTグループの気候変動に対する組織的なリスクマネジメントや、ICTを活用した多様な温室効果ガス削減への取り組みが高く評価されたものです。
本結果は、本日2013年11月6日(水)に「CDP ジャパン500 気候変動レポート2013」において発表されました。
CDPによる調査は、日本企業500社※2(以下、ジャパン500)を調査対象に、企業の気候変動に関する情報開示能力や活動の成果を評価するものです。
今回、NTTグループは、最も気候変動情報開示に優れた企業として、「CDLI」(クライメート・ディスクロージャー・リーダーシップ・インデックス)に認められました。
CDLIは、ジャパン500の回答企業のうち、ディスクロージャースコアが上位10%の企業が該当しますが、本年度は、ディスクロージャースコアが95点(100満点中)以上の24社がCDLIに選定されています。
今回、NTTは、ディスクロージャースコアで95点の評価をいただきました。今回、CDLIに選定された企業の中で、国内の通信企業の中では唯一NTTグループは選定されております。
現在、NTTグループでは、2020年までの目標として「THE GREEN VISION 2020」を設定しNTTグループが重点的に取り組むべきテーマの1つとして「低炭素社会の実現」を掲げ、自らが事業活動にともなう環境負荷の低減に努める「Green of ICT」、ICTサービスの利活用によって社会全体でのCO2排出量削減に貢献する「Green by ICT」、グループの社員やその家族が、地域とともにさまざまな環境保護活動に貢献していく「Green with Team NTT」の3つのアクションで推進しております。
今後も、よりいっそう温室効果ガス削減への取り組みを推進し、持続可能な社会の実現に貢献していまいります。
「低炭素社会の実現」を含むNTTグループの環境への取り組みは、「NTTグループ環境活動」サイトでご紹介しております。
※12003年から、英国のNGOにより開始された気候変動に関わる企業評価プログラム。現在では、世界の機関投資家722社(総運用資産額87兆米ドル)が支援し、世界の時価総額上位企業へ質問書を送付し回答内容を評価する、世界最大の気候変動に関する企業評価プログラム。
※2FTSEジャパンインデックスを基本とする大手企業500社が対象。
【本件に関する問合せ先】
環境推進室
03-5205-5326