分電盤に簡易に取り付けることができるセンサーと、お手持ちのパソコン・スマートフォン・携帯電話などで、遠隔地にある産業用太陽光発電設備の電力(発電・消費量)の「見える化」や、太陽光発電の見守り(異常や故障の早期発見)などを受けることができるサービスです。
クラウド型で提供することで、いつでも・どこでも遠隔地にある産業用太陽光発電設備の電力(発電量や消費量)をチェックすることができるうえ、電力料金(円単位)表示(10電力会社対応)や、天候・日照量を加味した発電診断、発電の低下や、停止の恐れがある場合には、アラートメールをお送りするといった特徴があります。
また、センサーは分電盤への後付け型ですので、太陽光発電のメーカーを問わずにご利用いただくことが可能です。
産業用エコメガネの特徴
クラウドを用いて、オーナー様と太陽光発電販売会社が日々の発電状況などをいつでも・どこでも確認できるため、異常時対応の効率化や点検時の移動に伴うCO2排出量を削減することができます。
出力70kWの太陽光発電システムの1年間のデータ集計、見守りを行うにあたり、「産業用エコめがね」を利用して実施した場合と、従来手段で実施した場合のCO2排出量を評価しました。
産業用エコめがねの評価モデル
評価モデルの太陽光発電システムは、太陽電池モジュール(多結晶Si)、パワーコンディショナ(PCS)、接続箱、アレイ架台および配線材料である。
対象ライフサイクルステージ
〔凡例 ○:評価対象、-:評価対象外〕
※横スクロールできます
従来手段 | 産業用エコめがね | |
---|---|---|
ICT機器利用 | ○ | ○ |
NWインフラ利用 | ― | ○ |
ソフトウェア利用 | ― | ○ |
人移動 | ○ | ○ |
物移動 | ― | ― |
材料・エネルギー消費 | ― | ― |
物保管 | ― | ― |
人執務 | ○ | ○ |
「産業用エコめがね」を利用した場合と、従来手段を比較した場合に、1年間あたり43%のCO2排出量が削減される結果となりました。
産業用エコめがねの1年間あたりのCO2排出量
従来手段のCO2排出量を100%として、それぞれの割合を表しています。
環境保護の取り組み