「フレッツ・VPN(フレッツ・VPN プライオ、フレッツ・VPN ワイド、以下、フレッツ・VPN)」は、拠点間をセキュアな閉域網で直結する安心のVPN(仮想専用ネットワーク)サービスです。
お客さまの拠点間を「フレッツ・VPN」で接続することによって、安全性の問題からこれまで難しかったネットワークを介した機密情報の共有や、各拠点に分散保管していた情報の一元管理、通信品質の問題から難しかった遠隔地との安定した画像共有などが可能となります。
フレッツ・VPNの概要図
通信品質、通信速度、常時接続性を保証するものではありません。
本サービスの導入により、機密情報の一元管理、大容量データの効率的な送受信が可能となることから物の移動に伴うCO2排出量の削減が期待されます。
また、情報を保管するサーバや、ルーター、ファイアウォール機能が集約、保守も効率化されることから、ICT機器や空調の利用、人の稼働に伴うCO2排出量の削減が期待されます。
フレッツ・VPNを利用されるお客さまの代表的な3つの利用シーンで評価しました。なおモデルとするお客さま企業の規模や拠点数は、フレッツ・VPNをご利用されている平均的なお客さまとしました。
お客さまにおける拠点間の機密情報の共有を利用シーンとして評価を行いました。機密情報の共有は拠点2~nと拠点1の間で週に5回、1年間実施するとしました。
お客さまにおける遠隔拠点の監視を利用シーンとして評価を行いました。拠点2~nの各拠点について、1時間に1回10分の監視を就業時間後の10時間、1年間毎日実施するとしました。
企業における情報を保管するサーバや、社外ネットワークへ接続するためのルーター・ファイアウォールなどのICT設備の集約を利用シーンとして評価を行いました。
評価モデル図
〔凡例 ○:評価対象、-:評価対象外〕
※横スクロールできます
従来手段 | フレッツ・VPN | |
---|---|---|
ICT機器利用 | ○ | ○ |
NWインフラ利用 | ○ | ○ |
ソフトウェア利用 | ― | ○ |
人移動※ | ○ | ○ |
物移動 | ○ | ― |
材料・エネルギー消費 | ― | ― |
物保管 | ― | ― |
人執務 | ○ | ○ |
人移動は「人執務」に伴って発生する通勤による人移動が含まれます。
フレッツ・VPNの導入によって、従来手段と比較して1年あたり72%のCO2が削減される結果となりました。
「フレッツ・VPN」の1年間あたりのCO2排出量
従来手段のCO2排出量を100%として、それぞれの割合を表しています。