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ハウジングサービス

概要

お客様の有するシステムをハード、ソフト共に丸ごと、NTTビズリンクの有するデータセンタ内に移築していただき、高いセキュリティ管理の下で、必要に応じて、高速、高品質通信するシステムのご提供するサービスです。

ハウジングサービスシステムイメージ ハウジングサービスシステムイメージ

環境効果のアピールポイント

ハウジングサービスでは、自社でサーバを運営管理する場合に比べ、保守の集約化、省スペース化によって環境負荷を低減することができます。

評価モデル

各ユーザが個別にサーバをたてて保守管理する個別設置と、データセンタでサーバを一括して保守管理するハウジングサービスとを比較して、製造、使用、廃棄の全ライフサイクルステージにわたるCO2の排出量を把握します。

(1)従来手段

各ユーザが個別にサーバをたて、空調やUPSも個別設置するとします。管理者は専任で1人とし、通常業務時間内で対応するとします。ユーザごとに、サーバルームにおいて、サーバ、空調、停電対策(UPS)、通信装置、照明を使用します。

(2)ソリューション

ユーザの所有するサーバをデータセンタで一括して保守管理します。サーバを一括管理するため保守稼動の効率化が図れるほか、空調やUPSなどの共通設備も効率化されます。各ユーザは、データセンタにあるサーバにネットワークを介して接続します。

ハウジングサービス導入前後の比較イメージ ハウジングサービス導入前後の比較イメージ

(3)評価の範囲

以下の機能単位において、NTTビズリンクが2009年度に提供する全契約数分のハウジングサービスを評価します。

  • 機能単位
    サーバの運用管理。評価期間は1年間です。
  • ICTサービス
    データセンタ側のサーバ、監視システム(監視端末、監視カメラ、監視モニタ、監視カメラサーバ)、共通設備(通信ケーブル、UPS、バッテリー、発電機、配電盤、受電盤、トランス盤、切替盤、分岐盤、PDF、断路器盤、電力ケーブル、空調、照明)、ネットワーク、保守管理の稼動、およびユーザ側のネットワークを評価対象としています。サーバにアクセスするために使用するユーザのパソコンは、ICTサービスと従来手段で利用の仕方に変化はないため、評価対象外としています。
  • 従来手段
    ユーザ側のサーバ、共通設備(通信ケーブル、UPS、バッテリー、発電機、配電盤、受電盤、トランス盤、切替盤、分岐盤、PDF、断路器盤、電力ケーブル、空調、照明)、保守管理の稼動を評価対象とします。サーバにアクセスするために使用するユーザのパソコンは、ICTサービスと従来手段で利用の仕方に変化はないため、評価対象外としています。また、ネットワークは利用しないため評価対象外です。
  • ネットワーク構成
    ICTサービスと従来手段の差分となるネットワーク構成のみ評価します。ハウジングサービスにおいて、ユーザがインターネットを介してデータセンタに接続する部分がその差分となります。ここで、ユーザはNTT東日本が提供するBフレッツサービスを介してデータセンタにアクセスすることとします。

対象ライフサイクルステージ

下記活動において、製造段階、使用段階、廃棄段階を評価します。

※横スクロールできます

活動名 ICTサービス 従来手段
ICTシステム
ヒトの移動 × ×
モノの移動 × ×
モノの電子化 × ×
輸送の効率化 × ×
ヒトの稼動
ソフトウェア利用 × ×

評価結果

データセンタを利用することによる保守の集約化、省スペース化の結果、1年当たり13,382t-CO2(18%)のCO2排出量削減効果があることがわかりました。

ハウジングサービス導入前後の1年間あたりのCO2排出量 ハウジングサービス導入前後の1年間あたりのCO2排出量

CO2排出原単位

CO2排出量原単位については、「環境しろう」の原単位を利用