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家屋台帳ファイリングシステム「HOUSTRAGE」

概要

HOUSTRAGEは、自治体が保管を義務付けられている「家屋台帳」を電子化し管理するシステムです。過去の管理台帳(紙台帳)および「HOUSAS」で作成した家屋評価情報(台帳・図面など)をデータベース化することによって、各種情報をすばやく検索・抽出することができます。

自治体の家屋評価業務をカバーするカスタマイズ不要・オールインワンのパッケージソフトです。

ソリューション概要 ソリューション概要

※HOUSTRAGEについての詳細はこちら 当該ページを別ウィンドウで開きます

環境効果のアピールポイント

(1)紙台帳の削減

(2)紙台帳保管スペースの削減

(3)自治体職員の紙台帳検索時間短縮による人の稼働の削減

評価モデル

(1)機能単位

人口20万人規模の都市における、1年間の自治体職員よる家屋情報の検索、閲覧、変更および滅失作業。

評価モデル図 評価モデル図

(2)評価条件

  1. 従来手段
    自治体職員が、書庫にある紙台帳から対象家屋の情報の検索、閲覧、変更および滅失作業を行うこととしました。紙台帳検索時間は、2,400時間/年間としました。人の稼働時間は、自治体における家屋台帳1件あたりの稼働時間を想定し、取り扱う家屋件数を乗じて推定しました。
  2. HOUSTRAGE
    自治体職員が、HOUSTRAGEサーバへPCからネットワーク接続し、家屋情報の検索、閲覧、変更および滅失作業を行うこととしました。台帳検索時間は、600時間/年間としました。なお、人の移動に関する自治体の場所ですが、本モデルでは関東の自治体を想定し、東京を出発点とした移動を評価しています。人の稼働時間は、自治体における家屋台帳1件あたりの稼働時間を想定し、取り扱う家屋件数を乗じて推定しました。

ライフサイクルステージ

本評価は、ライフサイクル全体(製造、使用、廃棄)を対象としています。範囲は下記のとおりです。


対象ライフサイクルステージ

〔凡例 ○:評価対象、-:評価対象外〕

※横スクロールできます

導入前 HOUSTRAGE
製造 使用 廃棄 製造 使用 廃棄
ICT機器利用
NWインフラ利用
ソフトウェア利用
人移動
物移動
材料・エネルギー消費
物保管
人執務

評価結果

本モデルでは、HOUSTRAGEの導入によって、従来手段と比較して1年間あたり36%のCO2排出量が削減される結果となりました。

HOUSTRAGE導入前後のCO<sub>2</sub>排出量 HOUSTRAGE導入前後のCO2排出量

結果はCO2排出量を絶対値で算出した後、従来手段を100とした相対値として表しています。

*「HOUSTRAGE」「HOUSAS」は、NTT-ATエムタック株式会社の登録商標です。