インフラ点検サービスは、橋梁や添架管路、鉄塔などのインフラ点検における安全性の向上、コスト削減など様々な課題をドローンで解決します。
図1 インフラ点検サービスの概要
年間約500橋の橋梁点検等にインフラ点検サービスを導入した場合と、インフラ点検サービスを導入せずに行った場合(従来手段)を比較しました。従来手段は、特殊車両や船舶・ボートを用いて点検を行うとした2パターンを想定しています。また、評価対象とする点検橋梁数や点検者等の人数は実際のサービス状況より求めました。
図2 モデル図
表1 評価対象・活動の関係
※横スクロールできます
従来手段 | インフラ点検サービス | |
---|---|---|
ICT機器利用 | ○ | ○ |
NWインフラ利用 | ― | ○ |
ソフトウェア利用 | ― | ○ |
人移動 | ○ | ○ |
物移動 | ― | ― |
材料・エネルギー消費 | ― | ― |
物保管 | ― | ― |
人執務 | ○ | ○ |
〔凡例 ○:評価対象、-:評価対象外〕
「人移動」には、「人執務」に伴って発生する通勤による移動が含まれています。
「インフラ点検サービス」の利用によって、従来手段と比較して1年あたり69%のCO2排出量が削減される結果となりました。
従来手段のCO2排出量を100%としてそれぞれの割合を表しています。
図4 評価結果
環境保護の取り組み