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MediaSpark

概要

MediaSparkは、大容量ファイル配信システムのコアとして多様なユーザ仕様を満たすマルチキャスト通信ミドルウェアです。データが欠送してはいけないプログラム、ビジネスデータなど、高信頼のファイル配信が必要となるシステムを短期間で簡易かつ経済的に構築する事が可能です。

(1)特徴

  • 多数のクライアントに対して短時間で確実な一斉ファイル配信が可能です。
  • サーバ負荷、通信トラヒック量を最小限に抑え、ベストエフォート型のブロードバンド回線にも適用可能で、経済的なファイル配信を実現します。
  • 先進のIPv6・マルチキャスト機能に対応しています。
  • 上記特徴を兼備えたシステムを短期間で経済的に構築することが可能です。

ソリューション概要図 ソリューション概要図

環境効果のアピールポイント

(1)フィルムの削減

 映画コンテンツのデジタル化によって、映画フィルムを削減できます。
 

(2)人の稼働の削減

 映画フィルムの発送と編集に係る人の稼働を削減できます。

評価モデル

(1)機能単位

 全国5拠点への年間65本の映像配信とそれに伴う映像編集稼働

          

(2)評価条件

 映画配給会社の場所:大手町、堂島
  映画館の場所:六本木、名古屋、なんば、梅田、久山

          

  1. 従来手段
    従来は、映画配給会社ではフィルムテープを媒体として使用し、フィルムの発送準備作業、宅配便による配達、映画館でフィルム編集作業が拠点ごとに必要でした。映画フィルムの重量は、映画1本あたりで約19kg(フィルム10本分)としました。また映画フィルムの輸送距離は往復で約1,600km/回としました。
  2. MediaSpark
    MediaSparkでは、サーバ、管理サーバ、ルータ、ハブ、MediaSpark専用端末、ネットワークを用いて映画データをネットワークによって各映画館へ一斉配信できます。映像配信稼働は配信する映画館の拠点数に依存せず、一律です。映画1本あたりの情報量は300GBとしました。

MediaSparkの評価モデル図 MediaSparkの評価モデル図

対象ライフサイクルステージ


対象ライフサイクルステージ

〔凡例 ○:評価対象、-:評価対象外〕

※横スクロールできます

従来手段 MediaSpark
製造 使用 廃棄 製造 使用 廃棄
ICT機器利用
NWインフラ利用
ソフトウェア利用
人移動
物移動
材料・エネルギー消費
物保管
人執務

評価結果

本モデルでは、MediaSparkの導入によって、従来手段と比較して1年間あたり87%のCO2排出量が削減される結果となりました。

ContentsArena導入前後のCO2排出量 MediaSpark導入前後のCO2排出量

結果はCO2排出量を絶対値で算出した後、従来手段を100として相対値として表しています。

*「MediaSpark」は、NTTアドバンステクノロジ株式会社の商標登録です。