検索パネルを開く 検索パネルを閉じる メニューを開く メニューを閉じる

SmartCloudデスクトップ

概要

SmartCloudデスクトップ 当該ページを別ウィンドウで開きます 」は、クラウド上の仮想デスクトップにアクセスするシンクライアント・サービスです。PCやスマートフォンなどの端末にデータを残さないため、いつでもどこでもセキュアに業務を継続できます。災害時には、在宅勤務や勤務地以外のオフィスからの利用に切り換えることができるので、事業継続計画(BCP)対策としても活用できます。

「SmartCloudデスクトップ」イメージ 「SmartCloudデスクトップ」イメージ

環境効果のアピールポイント

(1) ICT機器利用の削減

パソコンHDDのセンタ集中化とシンクライアント化によって、HDD資源の効率的利用と消費電力削減が可能になります。

(2)紙の削減

各端末に保管していた情報をクラウドサーバで管理するため、会議等の際にどの端末でも資料を表示することが可能なため、資料の紙出力を削減できます。

(3)人の移動の削減

出張先にシンクラ端末があれば勤務地でのパソコン使用と同じ環境を再現できるので、わざわざ勤務地に戻る必要がなくなり、出張先からそのまま帰宅できるため、移動距離を削減できます。

評価モデル

NTTコムウェアにSmartCloudデスクトップ(アドバンス)[以下、SCDT]を導入した実績を基に評価モデルを作成しました。

<機能単位>

社内13ロケ5,655台のPCを5,655人が個人ごとに1人1アカウントを有し、1年間業務利用できる環境を提供すること。

「SmartCloudデスクトップ」評価モデルイメージ 「SmartCloudデスクトップ」評価モデルイメージ

対象ライフサイクルステージ

本評価は、ライフサイクル全体(製造、使用、廃棄)を対象としています。範囲は下記のとおりです。


〔凡例 ○:評価対象、-:評価対象外〕

※横スクロールできます

導入前 SCDT導入後
製造 使用 廃棄 製造 使用 廃棄
ICT機器利用
NWインフラ利用
人移動
材料・エネルギー消費
人執務

「材料・エネルギー消費」では紙のCO2排出量を計算していますが、使用段階はCO2が発生しないものとしてCO2排出量は0としています。また廃棄段階についても、カーボンニュートラルの考えによってCO2排出量は0としています。

評価結果

SmartCloudデスクトップの導入によって、導入前と比較して218t-CO2/年、19.5%のCO2排出量が削減される結果となりました。

SmartCloudデスクトップ導入前後のCO2排出量(t-CO2/年) SmartCloudデスクトップ導入前後のCO2排出量(年)

※横スクロールできます

ICT機器利用 NWインフラ利用 人移動 材料・エネルギー消費 人執務 合計
導入前 1,027.4 2.0 43.7 29.6 15.1 1,117.8
SCDT導入後 834.6 2.3 38.1 0.0 24.9 899.8
削減量 192.8 -0.3 5.6 29.6 -9.8 218

※SmartCloud(スマートクラウド)は、NTTコムウェア株式会社の登録商標です。