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本誌に記載されている予想数値および将来の見通しは、不確定性・不確実性を含んでおり、実際の業績などにつきましては、今後の経済や情報通信業界内外の動向、新たな技術・サービスや料金水準などにより変動することがあります。従って、当社として、その確実性を保証するものではありません。

トップメッセージ

本年1月に発生した令和6年能登半島地震により被災されました皆さまに心からお見舞い申し上げます。

ここに、「株主通信NTT is(2024年6月号)」をお届けするにあたり、謹んでご挨拶申し上げます。

このたびの定時株主総会におきまして、株主の皆さまにあらためて取締役にご選任いただき、引き続き社長の任にあたることになりました。引き続き中期経営戦略「New value creation & Sustainability 2027 powered by IOWN」に基づき、NTTグループの企業価値の向上と一層の発展をめざし、全力を尽くしていく所存です。

2023年度の業績と2024年度業績予想

2023年度決算は、対前年増収・増益となり、営業収益・営業利益・当期利益いずれも過去最高となりました。2023年度を最終年度とする前中期経営戦略のメインの財務目標であるEPS(1株当たり当期利益)は、目標14.8円に対し、実績は15.1円と目標を上回って達成しました。

2024年度業績予想は、営業収益は、総合ICT事業、グローバル・ソリューション事業セグメントの増収等により、過去最高の13兆4,600億円(対前年+854億円)をめざします。営業利益は1兆8,100億円( 対前年▲1,129億円) 、当期利益は1兆1,000億円( 対前年▲1,795億円)、EBITDAは3兆3,300億円(対前年▲881億円)と、いずれも前年度を下回る見通しです。

これは、前年度までにグループ全体で推進してきた不要資産の売却等の一過性の要因が無くなることによるもので、そうした要因を除いたベースでは増益をめざしつつ、2027年度の中期経営戦略の目標達成に向けた施策にも積極的に取り組んでまいります。具体的には、「積極的な成長分野への投資によるリターンの最大化」、「NTTドコモやNTTデータグループの統合シナジー等を活かした国内外法人ビジネス強化」、「抜本的なコスト構造改革」に取り組み、主要な財務目標であるEBITDAを、2027年度までに+20%増(対2022年度)の4兆円まで引き上げてまいります。

株主の皆さまにおかれましては、より一層のご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2023年度事業報告(映像版)

第39回定時株主総会で放映いたしました、2023年度の事業報告映像を本ウェブサイトでもご提供いたします。中期経営戦略に基づいた、IOWNやデータセンタービジネスをはじめとした2023年度の主な取り組みについて紹介しておりますので、ぜひご覧ください!(約7分42秒)

連結業績概況と業績予想/セグメント別の状況

連結業績概況と業績予想

連結業績概況と業績予想 連結業績概況と業績予想

セグメント別の状況

セグメント別の状況

株主還元

株主還元については、継続的な増配の実施を基本的な考え方とし、自己株式取得についても機動的に実施することで資本効率の向上を図っております。
 長期保有の株主の皆さまの資産形成にあたっても、魅力のある株式として引き続き選んでいただけるよう、今後も企業価値を高めるとともに株主還元の充実を図ってまいります。

配当

2023年度の年間配当額は、13期連続での増配となる1株あたり5.1円(対前年度+0.3円)の配当を実施いたしました。これまでの配当額は2003年度比でみれば、10倍以上に拡大しております。また、2024年度も14期連続となる増配を予定しております。

配当の推移

  1. 2009年1月4日を効力発生日として、普通株式1株につき100株、2015年7月1日を効力発生日として、普通株式1株につき2株、2020年1月1日を効力発生日として、普通株式1株につき2株、2023年7月1日を効力発生日として、普通株式1株につき25株の割合をもって株式分割を行っており、1株当たり配当額について、当該株式分割調整後の数値を記載しています。

自己株式取得

2023年3月までの自己株式取得の総額は約5.3兆円となり、これまでに取得した株式の総数は、発行済株式の約48%に達しました。
 また、2023年8月には2,000億円を上限とした自己株式取得を決議し、2023年11月末までに1,329億円を取得しました。引き続き、2024年3月末までの取得を進めてまいります。

自己株式取得

株主総利回り(TSR)

配当と株価変動を加味した当社の過去10年間の株主総利回り(TSR)は464%となり、配当込みTOPIXを上回るパフォーマンスとなっております。

株主総利回り(TSR)

株式分割を契機とした株主数の拡大

2024年からの新しいNISA制度導入も踏まえ、投資単位を米国優良銘柄並みの水準まで大きく引き下げることにより、より投資しやすい環境を整えようと、 2023年7月1日付で1株を25株に株式分割いたしました。株式分割を契機に、 NTTグループの持続的な成長に共感いただき、より多くの幅広い世代の投資家のみなさまに当社へ投資いただければと考えています。

上記グラフの右側が2024年3月末の株主数です。従来微増傾向だった株主数が2倍超と大幅な増加となり、国内最大の株主数となりました。

証券会社へのヒアリングに基づく推計ではございますが、40代以下の層の割合が2020年12月と比較して4倍以上となるなど、年齢構成も多様化しています(右グラフ参照)。

当社が期待していた通り、株式分割を契機に、個人株主の皆さま中心に、「まずは100株」とNTT株式へ投資いただいた方が多いのではと推察しております。当社としては、そこからさらに、もう100株、200株と買い増していただけるように、当社株式の成長性を感じていただける情報を、webやSNSを活用しながら発信してまいります。

  • 投資家さま向け動画を作成いたしました!推し動画ギャラリーに掲載しておりますのでぜひご覧ください!

これまで長らく当社株式を保有いただいている方々はもちろん、新たに当社株主さまとなられた方々やこれから当社へ投資いただく投資家の皆さまからの期待にも応えられるよう、2024年度通期計画および新中期経営戦略(財務目標含む)達成に向けて取り組んでまいります!

第39回定時株主総会のご報告

2024年6月20日開催の当社第39回定時株主総会において、下記のとおり報告ならびに決議されましたので、ご通知申し上げます。

第39回定時株主総会決議ご通知

報告事項

  1. 第39期(2023年4月1日から2024年3月31日まで)事業報告、連結計算書類ならびに会計監査人および監査役会の連結計算書類監査結果報告の件
  2. 第39期(2023年4月1日から2024年3月31日まで)計算書類報告の件

決議事項

<会社提案>

第1号議案  剰余金の配当の件

本件は、原案どおり承認可決され、期末の配当は1株につき、金2円60銭と決定いたしました。

第2号議案  取締役10名選任の件

本件は、原案どおり、取締役に澤田 純、島田 明、川添 雄彦、廣井 孝史、大西 佐知子、坂村 健、内永 ゆか子、渡邉 光一郎、遠藤 典子、武井 奈津子の10氏が選任され、就任いたしました。

なお、坂村 健、内永 ゆか子、渡邉 光一郎、遠藤 典子、武井 奈津子の5氏は社外取締役であります。

<株主提案>

第3号議案  取締役1名選任の件

本件は、否決されました。

役員のご紹介

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