2015年4月16日
日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鵜浦博夫、以下NTT)は、2015年4月25日(土)、26日(日)に幕張メッセで開催される「ニコニコ超会議2015」に、NTTブース「NTT超未来研究所Z(ゼット)」を出展します。
「昨年、話題をふりまいた奴らが、"リアルに"超すごい研究や技術をひっさげて再び帰ってきた―――」
「ニコニコ超会議3」で好評を博した「NTT超未来研究所」から1年、更なる進化を遂げて帰ってきた「NTT超未来研究所Z」では、出展規模を大幅に拡大し、NTTの研究所が総力を挙げて、開発段階の研究から実用化されている研究までを幅広く展示するとともに、体験型のデモンストレーションやステージイベントなどを通じて、NTTの技術をリアルにわかりやすくご紹介いたします。
特設ステージの中心にはNTTブースのシンボルとして、NTT民営化30周年を記念した、約6mにも及ぶ圧巻の合体ロボパネル「超通信合体ロボ グレートミンエイカー30」が登場します。
またステージの左右には、NTT東日本のCMなどで注目を集める外骨格ロボット「スケルトニクス」を2機展示します。搭乗体験が楽しめる「スケルトニクス×NTT駆動式」に加え「スケルトニクス×NTT鼓動式」では、NTTの研究とのコラボレーション成果をご体験頂けます。
また昨年に引き続き、NTTと東レが共同開発した"着るだけで生体情報が計測できる機能素材「hitoe」"を、様々なゲストの方々に着用頂き、トークショーやゲームを行って、心拍などの変化を楽しむイベント「ときどき ドキドキ!心拍放送局Z」を開催いたします。この模様は、「NTT R&Dチャンネル(http://ch.nicovideo.jp/ntt-RD/)」を通じてライブ配信します。
約20年前、NTTの研究所が、当時世界最小(45g)のスマートウォッチを開発し、1998年の長野冬季オリンピックで利用実験を行いました。
今、20年のときを経て、このIoT(Internet of Things)全盛の時代に「ペーパーウォッチ」として甦ります!
※一部の展示をご体験頂いた方に限定配布いたします。
出展内容の詳細は別紙1を、イベント「ときどき ドキドキ!心拍放送局Z」の詳細スケジュールについては別紙2をご覧ください。
なお、NTTでは、以下サイトを通じて、随時、最新の情報をご紹介してまいります。
NTT R&Dチャンネル | http://ch.nicovideo.jp/ntt-RD/ |
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会期 | 2015年4月25日(土)~2015年4月26日(日) |
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開場時間 | 4月25日(土):10:00~18:00、4月26日(日):10:00~17:00 |
会場 | 幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区中瀬2-1) |
ホームページ | http://www.chokaigi.jp/ |
NTT出展位置 | H2-59 |
一般入場券 | 前売 1日券:1,500円、通し券:2,500円(税込) 当日 1日券:2,000円(税込) |
「未来の公衆電話」がさらにパワーアップしました。
昨年人気を集めた、触覚に着目した全く新しい「声と触感の両方を使ったコミュニケーション」が、今年は「貫通スタンプ」とともにタイムラインに表示されます。
見ているだけでも楽しい「未来の公衆電話」をぜひ体験してみてください!
迫りくるイケメン達に"壁ドン"される。そんなドラマのようなドキドキ体験をしたくありませんか?
NTTが開発した、「全天球映像の視聴している方向の映像のみを高精細に配信することでネットワーク負荷を抑える」技術、「特殊なマイクロホンアレイで収録した局所領域の音信号を視点に合わせて再現する」技術を使い、映像と音の圧倒的な臨場感であたかもその場にいるような雰囲気を再現します。
さらに、映像と音に加え、コンテンツの最後にはNTTの感覚研究者がアレンジしたあっと驚く仕掛けもご用意し、皆様をお待ちしております。
なお会場では、ご自身のスマートフォンでも同じコンテンツが楽しめるオリジナルのヘッドマウントディスプレイを限定配布いたします。
NTTが長年研究開発を続けてきた、コンピュータやスマートフォンなどに使われている、「音声認識技術」「雑談対話技術」「音声合成技術」をひとつに結集し、「いつもとはちょっと違う自分!?」と話すことができる不思議な展示「ドッペル"へん"ガ―」を出展します。
見た目は自分なのに、アイドルだったり執事だったり、どこか変な自分と話ができる、ありえないシチュエーションを是非体験してみてください。
超賢い人工知能のような超技術が、過去のニコニコ超会議のデータを分析した結果に基づいて、あなたの"ニコ超度"を素早く測定します。"ニコ超度"とは何か?・・・それは是非体験してお確かめください。
昨年人気を集めたマンホールに引き続き、NTT筑波研究開発センタから、高さ6mの「電柱」を"力技で"持ち込み展示します。
そして、電柱にぶら下がる箱「クロージャ」を使った、光ケーブルの接続工事をご体験頂けます。
普段何気なくご利用頂いている「フレッツ光」がどのように自宅に引き込まれているのかの謎に迫ります。
新しい発想により、大きな反響を頂いた「変幻灯」。光のパタンを投影することで、止まった画像にリアルな動きの印象を与えることのできる光投影技術がニコニコ超会議2015に登場します。
高さ6mの「電柱」に掲げられた広告にぜひご注目ください。
2015年2月17日に報道発表
http://www.ntt.co.jp/news2015/1502/150217a.html
NTTの研究員が、大学の研究者やアーティスト、デザイナーといっしょに、振動で伝える触感の未来を考えてみました。
未来のコミュニケーションは、電話やメールだけでなく、触れることでいろんなことを感じることができる「触覚の時代」になるでしょう。日常感じている、ドキドキする触感や、トクトクする触感、びっくりする触感、気持ち良い触感など、"振動触感"の未来をいち早くご体験頂けます。
なお会場では、本展示を特集したふるえる触感が拓く新しいみらいを紹介する新雑誌「月刊・ふるえ」を配布いたします。
21世紀に伝えたいNTTグループの膨大な技術史料をもとに、歴史的資産を系譜化・集大成した施設である「NTT技術史料館」と、NTT東日本が保有する、歴代の「公衆電話」が勢ぞろいします。
NTT技術史料館 http://www.hct.ecl.ntt.co.jp
NTTと東レが共同開発した、着るだけで生体情報が計測できる機能素材「hitoe」が、ニコニコ超会議3に続いて登場。昨年より大きくなった特設ステージで、さまざまなイベントを心拍の変化を通じて楽しむ「ときどき ドキドキ!心拍放送局Z」を開催します。
※横スクロールできます
4月25日(土) | 4月26日(日) | ||||
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10:30 ~ 12:00 |
心拍将棋 【挑戦者決定戦】 |
門倉啓太四段 対 4月18日予選勝者 |
10:30 ~ 11:30 |
心拍スポーツ 【実践編】 |
心拍剣道: NTT研究所 剣道部 心拍ヨガ: ボディーズ |
13:30 ~ 14:30 |
心拍スポーツ 【理論編】 ―野球脳― |
東京大学 中澤公孝教授 元横浜DeNA投手 福田岳洋さん NTTコミュニケーション科学基礎研究所 柏野牧夫上席特別研究員 他 |
12:30 ~ 14:30 |
心拍ゲーム実況 | ゲーム実況者: MOTTYさん だいだらさん |
15:30 ~ 17:00 |
心拍将棋 【心拍将棋名人戦】 |
初代"hitoe"心拍将棋名人石田直裕 四段 対 挑戦者決定戦勝者 |
15:30 ~ 16:30 |
第4回 ガチ・ニコ生セミナー 【変幻灯編】 |
NTTコミュニケーション科学基礎研究所 河邉隆寛 主任研究員 西田眞也 上席特別研究員 |
また、プログラムの合間には、NTTの研究所が開発した、タブレット端末に表示されたテキストをなぞることで新しいコミュニケーションを生むツール「Yu bi Yomu」を使った、NTTの社員によるステージショーを行います。
Yu bi Yomuの紹介ページ http://www.brl.ntt.co.jp/people/maruya.kazushi/Yubiyomu/index_ja.html
昨年好評を博した、プロ棋士の真剣勝負の心拍変化を計測する「心拍将棋」がグレードアップしました。3月26日と4月18日の予選を勝ち抜いた棋士が、挑戦者決定戦を戦い、勝者が昨年の第一期"hitoe"杯心拍将棋トーナメントで優勝した初代"hitoe"心拍将棋名人の石田直裕四段に挑戦します。
棋士には機能性素材hitoeを用いた「着るだけで心拍を計測できるシャツ」着用頂き、対局中の心拍変化を計測します。
石田直裕四段...2001年9月奨励会に入会。2012年10月に四段へ昇段。プロ棋士となる。北海道名寄市出身。
2012年名寄市長特別賞受賞。2014年、第4期加古川青流戦優勝。昨年の心拍将棋優勝 初代"hitoe"心拍将棋名人。
門倉啓太四段...2000年9月奨励会に入会。2011年4月に四段へ昇段。プロ棋士となる。東京都豊島区出身。3月26日に行われた心拍将棋予選Aブロックで、高見泰地五段を破って本選出場。
なお、4月18日(土)10:00より開催する予選Bブロックは、NTT厚木研究開発センタ一般公開と同時開催いたします。対戦の模様は、「NTT R&Dチャンネル」を通じてライブ配信いたします。
東京大学の中澤公孝先生、元プロ野球選手福田岳洋さん、そしてNTTの野球好き研究者という3名の「野球マニア」が、心拍や筋電などの生体情報のスポーツへの応用、スポーツと脳の関係などについて熱い談義を繰り広げます。
中澤公孝...東京大学教授。専門は運動生理学・運動神経生理学・リハビリテーション医学。ヒトの運動制御機構の本質に迫るための研究を幅広い視点から展開。元読売巨人軍投手桑田真澄氏の東大での指導教官でもある。
福田岳洋...元DeNAベイスターズ投手。2013年引退。京大大学院(スポーツ科学関係)を中退してプロ入り、2010年には一軍18試合に登板。2015年春からは早稲田大学院に入学し、スポーツ科学の研究を志す。
柏野牧夫...NTTコミュニケーション科学基礎研究所 上席特別研究員・人間情報研究部 部長。専門は聴覚をはじめとする感覚・知覚に関する心理物理学・認知神経科学。最近は、感覚・運動・情動の間の相互作用や、無自覚的な身体反応と意識との関係などに興味がある。
(モデレータ)
木村聡貴...NTTコミュニケーション科学基礎研究所 人間情報研究部 主任研究員。
昨年の3倍以上に大きくなったステージ上で、剣道とヨガを実践し心拍変化を測定します。
NTT研究所 剣道部...実業団に所属するNTT剣道部内にある小部隊。少子高齢化そのままの人口分布で、多数のOBが少数の若手を叱咤激励する。部員減少による廃部の危機を乗り越え、各大会を目指して目下練習中。
ボディーズYOGAインストラクター...2011年よりYOGAをはじめる。YOGA歴4年。現在、アリオ亀有スタジオにてレッスンを担当。
心拍ゲーム実況では、まず任天堂の人気ホラーゲーム「零 濡鴉ノ巫女」をプレイするホラーゲーム実況者キリンさんの心拍変化と、自称ゲーム好き素人の心拍変化を比較します。
さらに後半では、ゲーム実況歴10年を超える、ベテラン実況者MOTTYさんと、マリオカートを得意とするだいだらさんを迎え、心拍の変化を楽しみながらステージ上で「マリオカート8」の実況プレイを行います。
MOTTY...(読み:もってぃー)任天堂系のゲームを得意とするゲーム実況者・生主.「旧作も遊び方次第で新作になる」をモットーに視聴者と楽しむゲーム実況を行なっている。
だいだら...任天堂ハードのゲームを得意とするテンション高めの実況者。近年はイベント出演等でも活躍。
「NTT R&Dチャンネル」で、通常はNTT厚木研究開発センタの地下から生放送している、NTTの研究者が最新の研究成果を生解説する「ガチ・ニコ生セミナー」が、ニコニコ超会議2015のステージに登場します。
今回のテーマは、写真や絵に動きを与える不思議な照明「変幻灯」です。人間の錯覚を巧みに利用した「変幻灯」について、その誕生につながる人間の感覚情報処理の研究、人間が自然な動きを知覚する際に働く視覚メカニズムの科学的知見といった「ガチな内容」を開発した研究者が生でレクチャーします。
西田眞也...NTTコミュニケーション科学基礎研究所 上席特別研究員・感覚表現研究グループ グループリーダ。1992年NTT入社。人間の視覚系の心理物理学的研究に従事し、最近の研究テーマは局所運動信号の統合メカニズムや表面光沢と画像の自然さに対する画像特徴など。
河邉隆寛...NTTコミュニケーション科学基礎研究所 主任研究員。2011年NTTコミュニケーション科学基礎研究所リサーチスペシャリスト。2015年より現職。質感の研究に従事。
出展・イベント内容は予告無く変更となる場合がございますので予めご了承下さい。
本件に関するお問い合わせ先
日本電信電話株式会社
研究企画部門 R&D推進担当
03-6838-5328
rdplan-pr@ml.hco.ntt.co.jp
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現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。
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