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2015年6月 1日

NTTコミュニケーション科学基礎研究所「オープンハウス2015」を開催
~「イントネーションを自在に操作」する技術など最新技術を公開~

NTTでは、最新のR&D成果を一般公開するイベント「オープンハウス2015」(入場無料・事前登録不要)を、2015年6月4日(木)・5日(金)、NTT京阪奈ビル(所在地:京都府相楽郡)において開催いたします。本イベントは、NTTコミュニケーション科学基礎研究所が主催するものです。
(ホームページ:http://www.kecl.ntt.co.jp/openhouse/2015/当該ページを別ウィンドウで開きます

今回、NTTでは、イントネーションを自由に操作する技術や、生体反応で人の聞こえ方を測る手法などを実現しました。これら、最新の研究開発技術(合計30点)を、デモ等を交えながら、NTTの研究員が直接ご説明いたします。

開催概要

1. 開催日時: 2015年6月4日(木) 12:00~17:30
          5日(金) 9:30~16:00
2. 場所:NTT京阪奈ビル(京都府相楽郡精華町光台2-4)
当日は、祝園駅西口、学研奈良登美ヶ丘駅北口、より無料シャトルバスを運行します。
詳しくは、ホームページ当該ページを別ウィンドウで開きます をご覧ください。

主な研究開発内容

イントネーションを自在に操作

音声のイントネーションを、自然さを保ったまま、自在に操作したり、テキストから異なるイントネーションの音声を自由に合成する技術です。今後、音声にパーソナリティを持たせ、感情表現や懐かしさ・親しみやすさを感じさせたり、発声障害者への補助などの応用が期待できます。

生体反応で"聞こえ"を測る

音の「聞こえ方」を、本人に尋ねなくても、生体反応から推測できる最新研究成果です。将来的には、状況に合わせて聞きやすい/心地よい音を提示したり、既存の聴覚検査でとらえることのできなかった様々な「難聴」を診断・補聴することが可能となります。

深層学習を用いた実環境下音声処理技術

近年着目されている深層学習(Deep Learning)を取り入れた高精度な音声認識や雑音除去・環境音認識などの最新技術を、総合的な取り組みとしてご紹介します。将来的には、打合せスペースの騒がしい場面でも快適に動作する音声認識が可能となるなど、音声インタフェースがより便利になります。

なぞり操作によって学習効率をアップする"Yu bi Yomu"方式

指でなぞると文章が浮き出てくる新しいインタフェースの提案です。動的な文章表現が、記憶力の向上や学習状況の効果的な確認を実現します。今後は、音声の記録・再生と組み合わせることで、ニュアンスを伝えるショートメールや言語能力を高める絵本・教材の作成などが可能となります。

主な研究開発内容(上記を含む7点)については、別紙当該ページを別ウィンドウで開きます もあわせてご覧ください。

【お知らせ】 ニコニコ生放送
「第5回ガチ・ニコ生セミナー 音声のイントネーションを分析、合成、変換」の概要
【放送日時】 2015年6月4日(木)午後8時~午後9時
(NTT京阪奈ビルより生中継)
【チャンネル名】 NTT R&Dチャンネル(URL:http://ch.nicovideo.jp/ntt-RD当該ページを別ウィンドウで開きます
【放送内容】 普段なかなか聞くことのできない最新の研究について、研究者本人が丁寧に説明する番組、NTT R&Dチャンネル「ガチ・ニコ生シリーズ」が、オープンハウス2015の開催にあわせてNTT京阪奈ビルから生放送いたします。
今回取り上げる「音声のイントネーションを分析、合成、変換」は、音声のイントネーションを、自然さを保ったまま、自在に操作したり、テキストから異なるイントネーションの音声を自由に合成する技術です。関東風の音声を自然に関西弁風に変換したり、テキストから自然なイントネーションの音声を合成できたりします。
研究者のイントネーションへの熱い思いと合わせてお伝えします。

別紙・参考資料

本件に関するお問い合わせ先

日本電信電話株式会社

先端技術総合研究所 広報担当
a-info@lab.ntt.co.jp
Tel:046-240-5157

Innovative R&D by NTT NTTのR&D活動を「ロゴ」として表現しました

ニュースリリースに記載している情報は、発表日時点のものです。
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