2016年9月20日
日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鵜浦博夫、以下 NTT)では、歌舞伎独特の化粧法である隈取をモチーフに、NTTの研究所の先端技術を組み合わせた展示実験「Henshin Kabuki 変身歌舞伎(以下 変身歌舞伎)」を、9月22日~9月25日に上野公園で行われる「東京江戸ウィーク」を皮切りとして、日本国内の複数の展示会に出展します。
「変身歌舞伎」は、松竹株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:迫本淳一、以下 松竹)と進める新たな歌舞伎鑑賞の提案を目指した共同実験のもと、2016年5月に米国ラスベガスで行われた歌舞伎公演「KABUKI LION 獅子王」の劇場前で開かれた企画展示「KABUKI LION Interactive Showcase」にて展示したもの(※1)で、体験希望者が列をなすほど好評を得ました。
今回、NTTと松竹の共同実験の一環として、本展示を「コンテナ」にパッケージングして、日本が誇る"文化と技術"が織りなす不思議な世界観を日本国内の多くの方にご体験いただくことができます。
NTTでは、本展示を通じて、NTTの研究所が研究開発を進める先端技術と伝統文化を融合させたインタラクティブ展示の有用性を検証し、本技術を用いた新しいコンセプトに基づくサービスの創出をめざしてまいります。
「変身歌舞伎」では、まず、体験者が選択し手に取った好みの隈取のお面を「アングルフリー物体検索技術(※2)」によって高精度に自動認識され、体験者の顔にAR重畳表示(変身歌舞伎)されます。
また、演出等における重要形成要素(キーポイント)を抽出して現実以上に際立たせる「Amplified Experience(AX)」というコンセプトのもと、巨大な立体顔面オブジェクトに歌舞伎特有の間や表情といったダイナミックな演出と共にプロジェクションマッピングする演出を行います。
加えて、壁面に掛けられた動くはずのない隈取のお面に、止まった画像にリアルな動きの印象を与える光投影技術「変幻灯(※3)」技術によって、笑ったり、怒ったり、多彩な表情を加えます。
今回の日本国内での展示にあたっては、この「変身歌舞伎」を幅12.2m、高さ2.9m、奥行2.5mの「コンテナ」にパッケージングすることで、様々な場所にて展示ができるように工夫しました。
本展示の体験の様子は動画(https://youtu.be/-yAxVtNTfnU)にてご覧いただけます。
アングルフリー物体検索技術によるAR重畳表示(ラスベガス展示)
巨大な立体顔面オブジェクトへのプロジェクションマッピング
会期 | : | 2016年9月22日(木・祝)~2016年9月25日(日) | |
開場時間 | : | 11:00~20:00(最終日は17:00閉場) | |
会場 | : | 上野恩賜公園 噴水前広場(東京都台東区上野公園・池之端三丁目) | |
ホームページ | : | https://edoweek.com/ | |
入場料 | : | 無料 |
会期 | : | 2016年10月26日(水)~2016年11月7日(月) | |
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開場時間 | : | 11:00~21:00(最終日は20:00閉場) | |
会場 | : | 明治神宮外苑前絵画館前(東京都新宿区霞ヶ丘町2-3) | |
ホームページ | : | http://tokyodesignweek.jp/ | |
入場料 | : | 2,500円 |
本件に関するお問い合わせ先
サービスイノベーション総合研究所
企画部広報担当
E-mail:randd-ml@hco.ntt.co.jp
Tel:046-859-2032
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