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2017年5月29日

NTTコミュニケーション科学基礎研究所「オープンハウス2017」を開催
~「2Dと3Dが共存可能な立体映像生成」など最新の研究成果を公開~

NTTでは、最新のR&D成果を一般公開するイベント「オープンハウス2017」(入場無料・事前登録不要)を、2017年6月1日(木)・2日(金)、NTT京阪奈ビル(所在地:京都府相楽郡)において開催いたします。本イベントは、NTTコミュニケーション科学基礎研究所が主催するものです。
(ホームページ:http://www.kecl.ntt.co.jp/openhouse/2017/当該ページを別ウィンドウで開きます

今回、NTTでは、一見すると通常の2D映像にもかかわらず、3Dメガネをかけると3D映像に見える世界初の3D映像生成技術や、無意識に行う微細な眼球運動からの人の注意状態の判定法などを開発しました。これら、AI技術corevo®を支える最新の研究開発技術(合計29点)を、デモ等を交えながら、NTTの研究員が直接ご説明いたします。

開催概要

1. 開催日時: 2017年6月1日(木) 12:00~17:30
2日(金) 9:30~16:00
2. 場所: NTT京阪奈ビル(京都府相楽郡精華町光台2-4)
当日は、祝園駅西口、学研奈良登美ヶ丘駅北口、より無料シャトルバスを運行します。
詳しくは、ホームページ当該ページを別ウィンドウで開きますをご覧ください。

主な研究開発内容

2Dと3D、どちらも同時に楽しめます

3Dメガネをかけない視聴者には2D映像がクリアに見え、メガネをかけた視聴者には3D映像が見えるというステレオ映像の生成技術を開発しました。位相が反転したふたつの正弦波を足し合わせると打ち消し合う性質と、人間の知覚メカニズムに関する科学的知見を応用した方法です。既存の3Dコンテンツを変換して利用することも可能です。

無意識の目の動きからココロを読む

人が無意識に行う微細な目の動き(マイクロサッカード)からその人の注意の状態を推定します。本人にも自覚が難しい「注意の状態」(注意のレベルや注意の空間的な範囲)を推定することで、自動車ドライバーの安全運転への応用や、スポーツ選手のトレーニングへの応用が期待されます。

敷き詰めかたをすべて見つけます

計算機科学の基礎的問題「厳密被覆問題」について、従来より最大1万倍高速なアルゴリズムを開発しました。この問題は、たとえばパズルのピースをマス目に隙間なく敷き詰める方法を見つけることに相当します。電子基板の設計やマンションの間取り決定などへの応用が考えられます。

脳科学とICTでアスリート脳を解明

脳科学×ICTによりトップアスリートの潜在脳機能の解明をめざしています。これまでに、トップ選手のデータから優れた打者の瞬時のタイミング調節や、投球に対する注意の向け方(目付け)などの特徴がわかってきました。

主な研究開発内容(上記を含む7点)については、別紙当該ページを別ウィンドウで開きますもあわせてご覧ください。

別紙・参考資料

主な研究開発内容当該ページを別ウィンドウで開きます

本件に関するお問い合わせ先

日本電信電話株式会社
先端技術総合研究所 広報担当
a-info@lab.ntt.co.jp
Tel:046-240-5157

Innovative R&D by NTT NTTのR&D活動を「ロゴ」として表現しました

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