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2017年10月23日

日本電信電話株式会社
松竹株式会社

吉例顔見世興行連携企画 虚実共演伝送舞踊「京結夢現連獅子」を開催 世界初、リアルタイム伝送による虚実共演歌舞伎を実現

日本電信電話株式会社(代表取締役社長:鵜浦博夫 以下、NTT)、松竹株式会社(代表取締役社長:迫本淳一 以下、松竹)では、NTTと松竹が進める新たな歌舞伎鑑賞の提案をめざした共同実験の一環として、12月の「吉例顔見世興行」で襲名披露を行う八代目中村芝翫らが、最新ICT技術を用いてリアルとバーチャルが融合した世界初の歌舞伎を披露する虚実共演伝送舞踊「京結夢現連獅子」(みやこむすびゆめのれんじし)を11月12日(日)に先斗町歌舞練場(京都市中京区)にて行います。
 本イベントは、京都市が大学生をはじめとする若者が、「和の文化」に触れ、伝統産業に親しむ機会を提供することを目的として実施する「京都・和の文化体験の日」における「吉例顔見世興行連携イベント『はじめまして 歌舞伎』」内の特別企画として行われます。
 本イベントの開催を通じ、若者の皆様が、京都のまちで伝統芸能と最新ICTが融合した全く新しい「和の文化」に親しんでいただくとともに、得た知見を活かし、2020年に向けたICTを用いた次世代の歌舞伎やエンターテインメント鑑賞の実現に向けた取り組みをより一層加速してまいります。

本特別企画は、beyond2020プログラムに認証されております。beyond2020プログラムは、多様性や国際性に配慮した文化活動・事業を政府が認証し、日本文化の魅力を国内外に広く発信するもので、本特別企画は、これを応援いたします。

虚実共演伝送舞踊「京結夢現連獅子」技術のポイント

虚実共演伝送舞踊「京結夢現連獅子」では、NTTが開発を進めてきた、あたかもその場にいるような臨場感をあらゆる場所で感じることができる世界をめざすイマーシブテレプレゼンス技術「Kirari!」における任意背景リアルタイム被写体抽出技術および超高臨場感メディア同期技術を用いて、異なる場所で演じる歌舞伎俳優の舞踊をリアルタイムに伝送し、まるで眼の前で演じているかのように一体となった舞踊を行う、世界初の歌舞伎舞踊を実現します。
 具体的には、先斗町歌舞練場から1.5キロ離れた宮川町歌舞練場(京都市東山区)で演ずる四代目中村橋之助、三代目中村福之助、四代目中村歌之助の映像を先斗町歌舞練場へリアルタイム伝送し、先斗町歌舞練場で演ずる八代目中村芝翫とバーチャルで連獅子(素踊り)の共演を行います。

先斗町歌舞練場で演ずる八代目中村芝翫とバーチャルで連獅子(素踊り)の共演

あわせて、連獅子の世界観をはじめて歌舞伎を鑑賞する若者にもわかりやすいように映像演出を組み合わせて提供することで、素踊りというミニマムな踊りが生み出す『連獅子』の厳かな雰囲気はそのままに、リアルとバーチャルが融合した、夢と現の境界線が溶け合う新体感の舞台を体験いただきます。

虚実共演伝送舞踊「京結夢現連獅子」のイメージ 虚実共演伝送舞踊「京結夢現連獅子」のイメージ

併催イベント「変身歌舞伎」

昨年5月のラスベガス歌舞伎で初お披露目し、延べ1万人以上の方に体験頂いている、歌舞伎独特の化粧法である隈取と最新技術がコラボレーションしたインタラクティブ体験展示「変身歌舞伎」を先斗町歌舞練場に設置します。あたかも歌舞伎俳優になったかのような体験を楽しむことができます。

変身歌舞伎 変身歌舞伎

京の年中行事 當る戌歳吉例顔見世興行
八代目中村芝翫四代目中村橋之助三代目中村福之助四代目中村歌之助 襲名披露特別企画

虚実共演伝送舞踊「京結夢現連獅子」開催概要

日時 平成29年11月12日(日)15:00~(開場14:00)
場所 先斗町歌舞練場(京都市中京区先斗町通三条下る)
入場料 無料
主催 日本電信電話株式会社 松竹株式会社
共催 京都市
協力 西日本電信電話株式会社京都支店 株式会社ネイキッド
定員 大学生をはじめとする若者250名

京都市が主催する京都・和の文化体験の日「吉例顔見世興行連携イベント『はじめまして 歌舞伎』」 の事前申込が必要(35歳以下優先で抽選)

京都・和の文化体験の日「吉例顔見世興行連携イベント『はじめまして 歌舞伎』」応募方法

 京都いつでもコール(電話、FAX、電子メール)にて申込みください(10月29日(日)締め切り)

  • 1.催し名、2.氏名、3.郵便番号・住所、4.電話番号、5.同伴者の人数(2名まで)、6.参加希望者全員の年齢(申込者、同伴者とも)をお伝えください。
  • 申込多数の場合は、35歳以下優先で抽選します。
  • 締切後、当選者のみに、郵送で参加票を送付します。

京都いつでもコール

TEL 075-661-3755(午前8時~午後9時)※おかけ間違いに御注意ください。
FAX 075-661-5855
URL http://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000012821.html(別ウインドウが開きます)

応募方法の詳細は京都市ホームページをご覧ください。

URL http://www.city.kyoto.lg.jp/bunshi/page/0000179200.html(別ウインドウが開きます)

本件に関するお問い合わせ

日本電信電話株式会社
先端技術総合研究所 広報担当
a-info@lab.ntt.co.jp
TEL 046-240-5157

Innovative R&D by NTT
NTTのR&D活動を「ロゴ」として表現しました


松竹株式会社
演劇本部 開発企画部開発企画スタッフ
03-5550-1359

応募方法に関するお問い合わせ先

京都市
文化市民局文化芸術都市推進室文化芸術企画課
075-366-0033

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