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2019年9月 4日

Major League Baseball
日本電信電話株式会社

MLBとNTTがテクノロジーパートナーシップを締結 ~革新的なスポーツファン体験の実現のために複数年契約を締結し、Ultra Reality Viewing技術を活用したライブビューイングをポストシーズンで実施~

ニューヨーク発-2019年9月4日-Major League Baseball(以下、MLB)と日本電信電話株式会社(以下、NTT)が複数年のパートナーシップ契約を締結したことをRobert D. Manfred MLBコミッショナーと澤田純NTT社長がMLBニューヨーク本社での共同会見で発表しました。日本のIT企業がMLBとパートナーシップを締結するのはNTTが初めてとなります。

パートナーシップ契約を通じて、次世代の野球観戦体験の実現に向けて、両者は協力してNTTの先端技術「Ultra Reality Viewing(URV)」に代表される最新テクノロジーの導入を検討してまいります。また、NTTは「Official MLB Fan Experience Partner for Ultra Reality Viewing」およびMLB放送チャネル「MLB Network」の放送システムの冠スポンサーとして、MLBが運営するテレビ、ウェブ、スマートフォンアプリやSNSなどを通じてNTTのブランド向上も図ります。

テクノロジーパートナーシップ

NTTとMLBは、「Ultra Reality Viewing」等のNTTの最先端技術を活用した新たな観戦体験をMLBファンに提供します。MLBはこれまでも最新のテクノロジーを積極的に取り入れて野球ファンに様々な体験を提供してきた歴史があり、スマートワールドの実現をパートナー企業と共に実現することをビジョンに掲げるNTTは最適な協業先です。

革新的な顧客体験技術:Ultra Reality Viewing

Ultra Reality Viewing技術は、複数の4Kカメラ画像をリアルタイムで12Kなどの超ワイド画像に結合し、それらを遠隔地にリアルタイムに伝送するNTTの超高臨場感メディア同期技術です。通常のカメラでは撮影できない広視野角、高精細の映像をリアルタイムに生成・伝送することで、観客はスポーツコンテンツをスタジアムやフィールドで観戦しているかのような臨場感で視聴することができます。 URVはNTT独自のR&D技術「Kirari!(※1)」を基に開発されており、日本での導入事例では観戦者から高い評価が得られました。MLBにおいては今秋のポストシーズンゲームにおいてURVを活用したライブビューイングを実施することを予定しております。(詳細情報、メディア関係者への内覧情報は別途案内を予定)
 MLBのロバート・マンフレッド コミッショナーは「NTTが我々のテクノロジーパートナーに加わったことに大変高揚しており、このパートナーシップがクラブチームとファンにもたらす価値に大いに期待しています。高度なテクノロジーを活用して野球ファンに付加価値を提供するというビジョンを共有し、実行していくことが、私たちがNTTと共に新たな野球体験を創造する礎になっていくでしょう。」と述べています。これに応えて、NTTの澤田純社長は「MLBとの協業を大変光栄に思っております。テクノロジーはスポーツそのものやファン体験を大きく変えていくことができます。Ultra Reality Viewing技術を含め我々の長年にわたる技術革新の実績と経験を活かしてMLBの新たなファン体験の創出とスマートスポーツの実現に貢献していきたいと考えています。」と述べています。

NTT BALLPARK CAM

NTTは、革新的な映像技術に対する著名な賞の受賞歴があり、エミー賞にもノミネートされたMLB放送チャネル「MLB Network」の放送システムの冠スポンサーにもなります。この放送システムは、全30のMLBクラブチーム球場のフィールドとダッグアウトに設置されたカメラをニュージャージー州のMLBスタジオから制御するユニークなカメラネットワークで、同機材を通じて放映される試合前後の選手の生インタビューなどのコンテンツが、「NTT Ballpark Cam」のロゴと共に毎日放映されます

(※1)NTT R&D技術 "Kirari!"の詳細はhttps://www.ntt.co.jp/activity/jp/innovation/kirari/をご覧下さい。

MLBについて

Major League Baseball(MLB)は、米国で最も歴史あるプロスポーツの一つで、米国とカナダに本拠地を置く30のクラブチームで構成されています。MLBは、北米で最も集客数の多いスポーツで2004年以降、集客数を拡大し続けています。ロバート・マンフレッド コミッショナーのもと、MLBの労使関係や収入はかつてない水準で安定しており、米国スポーツ界の中で最も総合的なアンチドラッグテストにも取組んでいます。MLBは引き続き、北米・カナダのみならず、全世界において、社会に対してより良い影響を与え、野球関連のビジネス、マーケティング、コミュニティにおいて大きな役割を果たしていくよう行動します。MLB Network(TV)やMLB digital platforms (ウェブ、SNS、アプリ等)の更なる発展を通じて、MLBはファンが米国の国民スポーツであり、今や世界的スポーツである野球を楽しめるための革新を続けています。

本件に関するお問い合わせ先:

NTT広報室
ntt-cnr-ml@hco.ntt.co.jp

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