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2019年12月18日

NTTグループ

NTTグループ、RPAを用いたコンプライアンス管理ソリューションを2020年春から提供開始

東京発、2019年12月18日

近年、企業におけるコンプライアンス遵守とリスクマネジメントに関わる管理強化の必要性が世界的に高まっています。NTTグループ(※)は、お客さまのコンプライアンス強化に向けた取り組みを支援するため、人事管理システムとの連携が可能なコンプライアンス管理ソリューションを提供します。NTTグループは、2020年春からサービスを提供開始することをめざします。

NTTアドバンステクノロジ株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:木村丈治、以下NTT-AT)、NTT DATAグループのeveris(CEO:Fritz Hoderlein、本社:スペイン・マドリッド)、同グループのitelligence AG(CEO:Norbert Rotter、所在地:ドイツ・ビーレフェルト、以下:itelligence)が連携し、ソリューションを販売します。

とりわけ金融サービス業においては、規制の強化と複数の制度により、当局の規制と報告に関わる要件が複雑化しており、各企業は、コンプライアンス体制やガバナンスの透明性の欠如を特定するのが困難となる問題に直面しています。また、コンプライアンス管理のために使用されるシステム環境や人事データも複雑で多岐に渡るため、多くの場合、手作業や事務処理が発生しています。

本ソリューションは、NTT-ATが有するRPAツール「WinActor®(※1)」、everisのSMCRソリューション、itelligenceのコンサルティングの組み合わせにより実現されます。それにより、これまで人手で行われてきた複雑な操作や、Excel®(※2)や既存システムなど複数システムに跨って管理されていたコンプライアンスや人事に関わるデータを自動的に相互連携し、最適なコンプライアンス管理ソリューションを提供します。

本ソリューションは、まず英国の「シニアマネジャー認証制度(SMCR)」に対応したコンプライアンス管理ソリューションとして提供を開始、今後英国以外の制度にも対応を行いながら提供エリアを拡大し、お客さまのグローバルでのコンプライアンス業務をサポートしていきます。

NTTグループは、WinActor®をはじめとする革新的なテクノロジーを用いることで、今後もお客さまのデジタルトランスフォーメーションを加速して参ります。

「WinActor®」とは?

WinActor®は、NTTアクセスサービスシステム研究所で研究開発された技術をベースに、NTT-ATが商品化した純国産のRPAツールです。
Windows®(※2)アプリケーション、Webアプリケーションで行うさまざまな操作を「シナリオ」として記録し、自動化します。定型的な繰り返し作業や、大量データを扱う作業を正確に再現することが可能です。さらに、既存システムに手を加えることなく、これまで人手で行ってきた複雑な操作や、複数システムにまたがるデータの投入を自動化し、人手作業の効率・品質・コストの大幅な改善につなげることができます。
WinActor®は、業種や会社の規模に関わらず、働き方改革を推進する企業を中心に2017年以降、導入が一気に加速し、これまでに4,200社以上(2019年11月末時点)のお客さまに導入いただいています。

(※1)WinActorはNTTアドバンステクノロジ株式会社の商標です。

(※2)Excel、Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標です。

本件に関するお問い合わせ先

日本の方のお問い合わせ先
NTTアドバンステクノロジ株式会社
URL:https://www.ntt-at.co.jp/inquiry/koho/



海外の方のお問い合わせ先
everis
Ricardo Langa - Partner - Banking Lead NTT Data Market Focus Team
E-mail:ricardo.langa.arnau@everis.com

itelligence Jan Ammann - Global Head of Public Cloud Solutions (SaaS) - Cloud LoB Lead NTT Data Market Focus Team
E-mail:jan.ammann@itelligence.de


報道関係の方のお問い合わせ先
日本電信電話株式会社
広報室
Email:ntt-cnr-ml@hco.ntt.co.jp

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