2020年3月25日
※ 2020年4月18日・19日に予定しておりました「超歌舞伎 Supported by NTT 御伽草紙戀姿絵」は、「新型コロナウイルス感染症」の拡がりに伴う緊急事態宣言の発令を受け、主催者の判断により中止となりました。詳細はこちら(ドワンゴ社インフォメーション)をご確認ください。
日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:澤田純、以下 NTT)は、株式会社ドワンゴ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:夏野剛、以下 ドワンゴ)が行う「ニコニコネット超会議2020」にて4月18日・19日にオンライン上演される「超歌舞伎 Supported by NTT 御伽草紙戀姿絵(おとぎぞうしこいのすがたえ)」にて、今年もNTTの研究所の最新技術を用いた新たな歌舞伎×ICTの演出に取り組みます。
2016年の初演以来5回目となる「超歌舞伎 Supported by NTT」では、定番の演出となった“分身の術”に加え、NTTの研究所が開発した超高臨場感通信技術「Kirari!」の技術進化を取り入れ、「本物に命を吹き込み、本物を超える体験を提供する」という新たな演出として“超越の術”の実現にチャレンジいたします。
超歌舞伎ではおなじみの“分身の術”を、昨年に引き続き、深層学習によるリアルタイム被写体抽出システムによる、従来よりもロバスト且つ高精度な被写体抽出を可能とし、クライマックスシーンの“分身の術”にてご覧いただきます。
「Kirari!」の新たな要素技術「スタイル変換技術」を用いて、これまで披露してきた「あたかもそこにいるかのような」演出からさらに一歩踏み込み、「本物に命を吹き込み、本物を超える体験を提供する」演出の実現に取り組みます。
「スタイル変換技術」は、ひとつの入力画像のもつ特徴を捉え、その特徴を別の画像等から得られる特徴に入れ替える技術です。NTTでは、本技術の最適化をすすめ、ユーザがある画像から直感的にとらえる特徴を的確に把握し、それに近い特徴をリアルタイムに反映することが可能なシステムを開発いたしました。これにより、本技術を舞台芸術における新たな演出として適用できるレベルに高めています。
今回、本システムを用いて、例えばクライマックスシーンにて中村獅童演じる源頼光が観客の力(コメント、ペンライトの光など)を纏うことで、新たな力を獲得し自らを超越していくといった新たな演出の実現をめざしていきます。
スタイル変換技術の実現イメージ
※ 「新型コロナウイルス感染症」の拡がりに伴う緊急事態宣言の発令を受け、主催者の判断により以下イベントは、中止となりました。
超歌舞伎 Supported by NTTは、幕張メッセ・イベントホールから、ニコニコ生放送にてお届けします。
演目名: | 御伽草紙戀姿絵(おとぎぞうしこいのすがたえ) |
配信日時: | 2020年4月18日(土) 14:00~、 →ニコニコ生放送(https://live2.nicovideo.jp/watch/lv324051671 2020年4月19日(日) 18:00~ →ニコニコ生放送(https://live2.nicovideo.jp/watch/lv324051764 |
出演者: | 中村獅童、初音ミク 中村蝶紫、澤村國矢、ほか |
脚本: | 松岡亮 |
演出: | 藤間勘十郎 |
劇中曲: | 「ロミオとシンデレラ」 |
主催: | ニコニコ超会議実行委員会 |
製作: | 松竹株式会社/株式会社ドワンゴ |
制作協力: | クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 |
超特別協賛/技術協力: | NTT |
超歌舞伎特設サイト: | https://chokabuki.jp/ |
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