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2020年5月28日

日本電信電話株式会社

「NTT Technology Report for Smart World 2020」の公開について

日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:澤田 純、以下「NTT」)は、これからの世界の変化を考察する上で重要となる11のテクノロジーの動向をまとめた「NTT Technology Report for Smart World 2020」を2020年5月28日に公開しました。

この11のテクノロジーは現在、世界中で研究開発が進められ、NTTも積極的に研究開発に取り組んでいる内容となっています。また、昨年度のレポートで初めて提唱したIOWN(アイオン:Innovative Optical and Wireless Network)構想※1を支え、またIOWN構想によってさらなる活用が見込まれていくものを含んでいます。今年度は、11のテクノロジーの種類はそのままに、最新の技術動向をNTTの取り組みとともに解説しています。そして、IOWN構想のこれまでの進展、技術開発ロードマップ、世界的なフォーラム(IOWN Global Forum, Inc.)の設立などを紹介しています。

NTTは世界のさまざまな課題の解決と「スマート」な社会の創造に向けて、革新的な研究開発を推進して参ります。

※1IOWN(アイオン:Innovative Optical and Wireless Network)は、スマートな世界を実現する、最先端の光関連技術および情報処理技術を活用した未来のコミュニケーション基盤です。
https://www.rd.ntt/iown/当該ページを別ウィンドウで開きます

1.背景

これまでになく大きな変化が世界レベルで起きつつあるいま、環境問題に食糧危機、新型コロナウイルスに伴う社会や経済システムの変更といった、様々な社会課題を解決していくため、NTTでは技術を「ナチュラル」な存在に変え、世界を「スマート」にするための研究開発を継続的に推進しています。

2.概要

昨年度に続き、世界の潮流となる11の重要な技術に着目してテクノロジーレポートをまとめました。すでに研究が進みさまざまな領域で実用化に取り組まれているものから、これから大幅に伸びることが期待される萌芽期のものまで、11のテクノロジーがいかにスマートな世界をつくり上げるのかについて紹介します。加えて、昨年度新たに発表したIOWN構想について、その具体的な構成と技術開発ロードマップ、また世界的なフォーラムの設立について紹介します。

スマートな世界を更新する11のテクノロジー:

  • 人工知能
  • 仮想現実/拡張現実
  • ヒューマン・マシン・インターフェース
  • セキュリティ
  • 情報処理基盤
  • ネットワーク
  • エネルギー
  • 量子コンピューティング
  • バイオ・メディカル
  • 先端素材
  • アディティブ・マニュファクチュアリング

IOWNとは、わたしたちの未来である:

  • IOWN構想
  • 基盤をつくる3つのテクノロジー
  • 世界的なフォーラムの設立
  • NTTの技術開発ロードマップ
  • IOWNの世界へ

3.「NTT Technology Report for Smart World 2020」について

「NTT Technology Report for Smart World」特設サイトより本日から最新版をダウンロードいただけます。今後も社会の変化を支える最新のテクノロジー動向について、一年単位でテクノロジーレポートを発表予定です。

「NTT Technology Report for Smart World」特設サイト:

https://www.rd.ntt/techreport/当該ページを別ウィンドウで開きます

本件に関する報道機関からのお問い合わせ先

■日本電信電話株式会社

研究企画部門 R&Dビジョン担当
technology_report-ml@hco.ntt.co.jp

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現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。