2020年11月26日
日本電信電話株式会社
日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:澤田純、以下、NTT)は、遠隔操作型の分身ロボット「OriHime-D*1」を活用した障がい者活躍推進の取り組みが評価され、2020年11月26日、一般社団法人企業アクセシビリティ・コンソーシアム(以下、ACE*2)が主催する「2020 ACEアワード」において、特に優れた事例として「環境づくり部門」特別賞を受賞いたしました。NTTの本賞受賞は今回が初めてとなります。
ACEアワードとは、ACEのめざす「企業の成長に資する新たな障がい者雇用モデルの確立」という観点から、様々な事例の共有による障がい者の更なる活躍推進を狙いとし、そのモデルとなる事例を表彰するものです。
NTTでは、遠隔操作型の分身ロボット「OriHime-D」を活用し、障がい者の方が遠隔から、来訪されたお客さまの受付や会議室への案内等を実施する受付業務を2020年7月より本格導入しました。「OriHime-D」を活用して障がいを持つ方が、オフィスでの勤務を実施することは初の試みであると同時に、コロナ禍においても、ソーシャルディスタンスを確保しながら障がい者の方の雇用と活躍の場を実現する取り組みとして評価され、「2020 ACEアワード」の障がいのある社員が活躍できる環境づくりに取り組む組織を表彰する「環境づくり部門」において、特別賞を受賞しました。
NTTグループは、今後も、障がい者を含む社員の「ダイバーシティ&インクルージョン」の推進に取り組み、多様な人材がともに協働し、一人ひとりが能力を最大限発揮し活躍できる職場づくりと、企業価値の更なる向上をめざしてまいります。
*1OriHime-Dについて
株式会社オリィ研究所が開発した全長約120cmの分身ロボット。「OriHime-D(オリヒメディー)」は、遠隔操作して、接客やものを運ぶなど、身体労働を伴う業務が可能。「OriHime」は株式会社オリィ研究所の登録商標です。
*2企業アクセシビリティ・コンソーシアム(ACE)について
企業アクセシビリティ・コンソーシアム(ACE:Accessibility Consortium of Enterprise)は、「企業の成長に資する新たな障がい者雇用モデルの確立」をめざし、2013年から一般社団法人として活動を開始。現在、NTTを含む37社の企業が参加しています。
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