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2021年12月10日

NTTグループ
ネバダ州クラーク郡

米ネバダ州クラーク郡がNTTグループと公園施設における安全管理ソリューションの提供に向け協業

2021年12月10日ラスベガス発―米国ネバダ州クラーク郡とNTTグループ(日本電信電話株式会社、NTT DATA Services、NTT Ltd)は、公園施設の来場者に対する安心安全な環境の提供をサポートするスマートソリューションをラスベガス市近郊で最大の公園のひとつであるサンセットパークに導入することに合意しました。

NTTグループはネバダ州ラスベガス市のイノベーション地区での公共安全ソリューションの提供に始まり、様々なスマートシティプロジェクトに取り組んでまいりました(※)。映像解析技術やデータアナリティクスを活用したNTTのスマートソリューションは将来の公園管理のスマート化に向けた取り組みとしてクラーク郡から高く評価され、今回の協業に至りました。

本プロジェクトは、施設内における人流及び交通量の分析を通じ、施設管理の効率化および来場者への利用状況の情報提供を行います。具体的には、施設内に設置するセンサーから得られるデータを解析し、公園や施設の利用状況、公園内の特定の道路や駐車場付近での車両交通量を算出・予測し、施設管理者および利用者への提供を行います。

また、分析結果は管理用ダッシュボードにてリアルタイムに見える化・一元管理され、管理センタ等における適切な施設運営をサポートします。

同公園を管轄するクラーク郡委員会副委員長ジム・ギブソン氏は次のように述べています。「サンセットパークは、ラスベガス・バレーで最も大きく、最も人気のある公園のひとつです。このプロジェクトで得られたデータは、公園の利用状況をより深く理解するのに役立ちます。本プロジェクトにより、サンセットパークだけでなく、この技術を導入する可能性のある郡内の他のレクリエーション施設でも、必要に応じてソリューションを提供することができます」。

クラーク郡の副CIOであるボブ・リーク氏は次のように述べています。「クラーク郡では、市民の安全・安心を向上させると同時に、郡内の業務を改善できるイノベーションを常に求めています。NTTグループのスマートソリューションは、この2つの分野で成果を上げてくれると信じています」と述べています。

日本電信電話株式会社の島田明代表取締役副社長 副社長執行役員は、「2018年にNTTグループとネバダ州およびラスベガス市はスマートシティプロジェクトの展開を加速させることに合意しました。今回のクラーク郡との協業は、3者の取組みが継続して成果を上げていることを示す重要なマイルストーンとなります。NTTグループは、クラーク郡ならびにネバダ州が米国におけるスマートシティの先進地域としてイノベーションを提供しつづけることを支援してまいります。」と述べています。

NTTグループのスマート化技術は、2018年の米国ラスベガス市の公共安全強化※の取り組みに始まり、大学キャンパス内の交通状況分析、スポーツ会場におけるファン体験向上、複合商業施設の人流分析、公共交通機関での乗客の安全確保など、様々な分野で利用されています。

NTTグループは、今後も世界中の組織が直面する新たな課題に対応するとともに、地域の経済発展にも貢献していきます。

(報道発表)ラスベガス市におけるNTTグループのスマートシティの取り組み
https://group.ntt/jp/newsrelease/2018/12/08/181208a.html
NTTグループがラスベガス市とともに取り組んでいるスマートシティソリューションの詳細については、こちらをご覧ください。

本件に関するお問合せ

日本電信電話株式会社
広報室
E-mail: ntt-pr@ntt.com

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