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2023年2月13日

日本電信電話株式会社
株式会社NTTデータ
株式会社相鉄アーバンクリエイツ
株式会社相鉄ビルマネジメント
ハーチ株式会社
株式会社ディー・エヌ・エー

市民参加型まちづくりの実現に向け実証実験を開始
~星天エリアの新たな魅力発掘と貢献活動に楽しみながら参加できるきっかけを提供~

日本電信電話株式会社(以下、NTT)、株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)、株式会社相鉄アーバンクリエイツ(以下、SUC)、株式会社相鉄ビルマネジメント(以下、SBM)、ハーチ株式会社(以下、ハーチ)、株式会社ディー・エヌ・エー(以下、DeNA)の6社は、市民注1が気軽にまちづくりに参加できる新しい仕組みの実証実験を、2023年2月13日(月)より星天エリア(神奈川)注2にて開始します。
 鉄道高架化や道路整備、高架下活用など、まちが大きく変わろうとしている星天エリアにおいて、NTTとNTTデータが開発中のスマホアプリ「みんなのスマートシティ(以下:みんスマ®)」(注3)を活用することで、市民参加型で地域資源を活かした魅力の創出やエリアの活性化が実現できるか、検証を行います。なお、みんスマは現在全国4箇所で実証実験を進めており、星天エリアは5個目の事例となります。

1.背景

NTTとNTTデータは、近年リモートワークの普及により「居住地で過ごす時間」が増加していること、SDGsやサーキュラーエコノミーといった「持続的で循環可能な取り組みに対する意欲関心」が高まっていることなど、人々の生活環境や意識に大きな変化が起きている点に着目し、2020年より「まちと人との接点となるアプリ『みんスマ』」の開発を開始。みんスマがまちに関わるハードルを下げることで、多くの人が自分のまちに関心を持ち、楽しみながらまちのために行動できる世界の実現をめざしています。
 SUCとSBMは、相模鉄道本線(星川駅~天王町駅)連続立体交差事業において全線高架化により創出された、全長約1.4㎞のエリアを5つのゾーンに分けて開発しています。本計画は、ウィズコロナ・アフターコロナなどの社会環境の変化を踏まえ、地域の皆さまとクリエイティブな人材とのつながりによって新たなまちの魅力を創出し、まちの活力を高めることを目的としています。【「社会・地域に働きかけ、変化を楽しむ人」がつながる 生きかたを、遊ぶまち】をコンセプトとして、まちを成長させる拠点や、より良いまちづくりのため、歩行者空間や広場、商業施設の計画を進めています。
 ハーチは、2020年3月より横浜市におけるサーキュラーエコノミー推進メディアプラットフォーム「Circular Yokohama」の運営を通じて地域課題の解決に取り組んできました。その中で、市民の方々に楽しみながら循環型のまちづくりに参加していただける仕組みを模索していました。
 DeNAは、スポーツを軸にしたまちづくり「Delightful City」にも取り組んでいます。まちへ賑わいを生み出す取り組みを進める一方で、環境負荷削減というサステナブルを意識したまちづくりを求められていました。

6社は、市民が楽しみながらまちの活性化や課題解決に参加できる新しい仕組みの実現に向け、構想と価値観を共有できたこと、およびこの連携が各社の取り組みの進展に寄与すると期待できたことから、このたび、星天エリアで共同実証実験を開始することといたしました。

図1:星天エリアの概要 図1:星天エリアの概要

2.実証実験の概要

今回の実証実験では、連続立体交差事業による鉄道高架化や周辺道路整備、高架下活用など、まちが大きく変わろうとしている星天エリアにおいて、『みんスマ』および『みんスマ』の地域クエスト機能注4を活用することで、市民参加型で地域資源を活かした魅力の創出やエリアの活性化が実現できるか、検証を行います。

図2:みんスマの機能と画面イメージ 図2:みんスマの機能と画面イメージ

図3:地域クエスト機能の概要 図3:地域クエスト機能の概要

実証実験の詳細は以下の通りです。

※横スクロールできます

期間 2023年2月13日(月) - 2023年3月31日(金)
対象エリア 相鉄本線 星川駅~天王町駅周辺地区

*半径概ね1km程度とし、対象エリア以外では本アプリの一部機能が制限されます

対象者 対象エリアの市民
(住民、ワーカー、来街者、自治体職員、店舗や企業などまちに関わりのある全ての皆さま)
実証項目 本取り組みの有効性の検証、アプリのUX/UI評価
協力 株式会社相鉄アーバンクリエイツ
株式会社相鉄ビルマネジメント
ハーチ株式会社
株式会社ディー・エヌ・エー
YADOKARI株式会社(以下、YADOKARI)
各社の役割 NTT 本取り組みの有効性の総合検証
NTTデータ アプリのUX/UI評価、アプリの開発、提供・持続可能性の検証
SUC
SBM
ハーチ
DeNA
YADOKARI
自社への有効性、採算性の評価、検討、検証に必要なデータの授受、提供
実証テーマ エリアマネジメント、交通、グリーン、サーキュラー、社会課題
参加方法 スマートフォンより各アプリストア(App Store、Google Play)にて「みんなのスマートシティ」と検索するか下記QRコードよりインストールしてください。みんスマアプリをダウンロードすることで参加可能です注5
価格    無料
推奨    OS iOS14.0以上
       Android 9.0以上
QRコード
QRコード

3.市民にご参加いただける主なコンテンツ

「星天にある「もったいない」を見つけよう!」(ハーチ提供)

星天エリアにある使われていない空間やモノ、お店や事務所から出てくるゴミなど、「もったいない」未利用資源をみんなで可視化しよう!誰かの「いらない」が、誰かの「欲しい」に生まれ変わるかも。みんなでまちの循環を作り出すためのリサーチプロジェクトに参加してみませんか?

「星天にある「自然」を見つけよう!」(ハーチ提供)

星天エリアの緑や川辺、その中に潜む生き物など、まちの中で感じる「自然」を見つけて投稿しよう!虫、魚、鳥、植物など、星天には人間以外の住民もたくさん暮らしています。全ての生物が暮らしやすいまちを考えるためのリサーチプロジェクトに参加してみませんか?

「楽しいリユースカップサービスについて、みんなで考えてみよう!」(DeNA提供)

クエストを通して、みんなが考えているリユースカップの印象を教えて!どんなリユースカップだと楽しめるかみんなで考えてみよう!お話を聞かせていただいた方にはベイスターズのボールペンをプレゼント!

クエストには『みんスマ』アプリ画面下の「クエスト」アイコンから参加可能です。クエストに参加して、テーマに沿った写真を地図に投稿、まちのみんなとシェアできます。家族や友だちと一緒に楽しんだり、散歩や通勤途中にネタを探したり、新たな視点でまちを眺めると、これまで気づかなかったまちの魅力や情報を発見できるかもしれません。

4.今後について

NTTとNTTデータは、本実証実験の結果も踏まえ、『みんスマ』の早期の正式サービス開始に向けて検討を進めます。本取り組みに関心のある地域関係者や企業、自治体の皆さまはぜひ以下までご連絡ください。
NTT、NTTデータ みんなのスマートシティプロジェクト事務局 minsuma@ml.ntt.com

(注1)ここでは「住民、ワーカー、来街者、自治体職員、店舗や企業などまちに関わりのある全ての皆さま」をさします。

(注2)相鉄本線 星川駅から天王町駅周辺地区

(注3)『みんスマ』はNTTとNTTデータが開発中のアプリです。詳しくはこちら当該ページを別ウィンドウで開きますをご覧ください。(https://minsma.com/)

(注4)地域クエスト機能は、まちの市民・法人双方に関わる「まちの活性化」や「まちの課題解決」を、アプリを通じて誰もがプレイできるアプリ内イベント「クエスト」としてユーザーに提供する機能です。

(注5)実証実験エリアにかかわらずどのエリアからも参加できますが、実証参加エリアを必ず1つ選択する必要があります。

*「みんなのスマートシティ」「みんスマ」は日本国内における日本電信電話株式会社の登録商標です。

*「QRコード」は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

*その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

本件に関するお問い合わせ先

報道関係のお問い合わせ先

日本電信電話株式会社
広報室
Mail: ntt-pr@ntt.com

株式会社NTTデータ
広報部
西原
Tel: 080-8160-8079

株式会社ディー・エヌ・エー
広報部
メール:pr@dena.jp

ハーチ株式会社
広報担当 杉山
メール : info@harch.jp

製品・サービスに関するお問い合わせ先

株式会社NTTデータ
社会基盤ソリューション事業本部
ソーシャルイノベーション事業部
デジタルソリューション統括部
三浦、中村、佐藤
Mail: mnsm@kits.nttdata.co.jp

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