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2023年4月24日

日本電信電話株式会社

G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合展示会にIOWN APNを出展
~APNのユースケースを一般初公開~

日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:島田 明、以下「NTT」)は、2023年4月28日(金)から4月30日(日)に開催されるG7群馬高崎デジタル・技術大臣会合展示会において、IOWN構想※1の紹介、IOWNに関するグローバルな取り組みの紹介、市販されているIOWN APN※2対応装置、IOWN APNのユースケース等を出展いたします。IOWNによって実現する世界をぜひご体感ください。

1.開催概要

  1. (1)名称:G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合 展示会
  2. (2)開催日時:2023年4月28日(金)~2023年4月30日(日)
  3. (3)場所:Gメッセ群馬(群馬県高崎市岩押町12番24号)
  4. (4)展示会公式サイトURL:https://g7digital-tech-2023.go.jp/exhibition/index.html当該ページを別ウィンドウで開きます
  5. (5)その他:ご来場される方は事前申込みが必要です。(上記URLより、無料申込み可能)

2.出展内容

■IOWN構想の紹介

昨今の自然災害、コロナによるパンデミックなどといった想定外でコントロール困難な事象に対処しつつ経済発展をめざすなど、さまざまな社会課題の解決を推進していくため、NTTが2019年5月に発表したIOWN構想について、映像等を用いて分かりやすく紹介します。

■IOWNに関するグローバルな取り組みの紹介

2020年1月に、NTT、インテル、ソニーが発起人となって米国に設立した、IOWN Global Forum (IOWN GF)※3には、IOWNがめざす世界、およびそのイノベーションに賛同した世界の主要なICT企業をはじめとした、さまざまな企業・組織が、110社以上も加盟するに至っています。その営み等について、映像を用いて紹介します。

■IOWN APNに対応した市販装置の紹介

2023年3月よりNTT東日本・NTT西日本より提供開始した、APN IOWN1.0サービスで使用されている装置をはじめ、市販されているAPNに対応した装置の一部を展示・紹介します。

■APNユースケースの紹介

IOWN APNの低遅延・確定遅延といった特長を生かしたユースケースとして、国産手術支援ロボットによる遠隔手術支援の模様を、APN装置等を実際に稼働させ実演します。
 医療分野においては外科医師不足などといった課題を抱えており、その解決の一助として期待されている遠隔手術支援においては、あたかもその場で手術しているような高い臨場感が重要となります。また刻一刻と変化する患者の状況に応じた、適切な処置も重要です。
 本展示においては、これら"臨場感"について、医師の視覚情報・聴覚情報などがネットワーク越しに正確に届けられること、適切な処置を可能とする低遅延・確定遅延の重要性等をご体感頂けます。

<技術のポイント>

  • IOWN APN装置による大容量・低遅延かつ遅延を確定するネットワーク
  • 非圧縮大容量映像伝送による高品質・低遅延の映像コミュニケーション
  • 耳をふさがないイヤホンによる臨場感のある聴覚情報コミュニケーション
  • 量子計算機による攻撃にも耐えうる高度なセキュリティ技術による安心な遠隔操作通信

※1.IOWN構想(アイオン:Innovative Optical and Wireless Network): あらゆる情報を基に個と全体との最適化を図り、多様性を受容できる豊かな社会を創るため、光を中心とした革新的技術を活用し、これまでのインフラの限界を超えた高速大容量通信ならびに膨大な計算リソース等を提供可能な、端末を含むコミュニケーション基盤の構想。
https://journal.ntt.co.jp/article/1638当該ページを別ウィンドウで開きます

※2.IOWN APN(オールフォトニクス・ネットワーク): IOWNは、主に、ネットワークだけでなく端末処理まで光化する「オールフォトニクス・ネットワーク(APN)」、サイバー空間上でモノやヒト同士の高度かつリアルタイムなインタラクションを可能とする「デジタル・ツイン・コンピューティング」、それらを含む様々なICTリソースを効率的に配備する「コグニティブ・ファウンデーション」の3つで構成されます。
APNは、ネットワークから端末、チップの中にまで新たな光技術を導入することにより、これまで実現が困難であった超低消費電力化、超高速処理を達成します。1本の光ファイバ上で機能ごとに波長を割り当てて運用することで、インターネットに代表される情報通信の機能や、センシングの機能など、社会基盤を支える複数の機能を互いに干渉することなく提供することができます。
https://www.rd.ntt/iown/当該ページを別ウィンドウで開きます

※3.IOWN GF(Innovative Optical and Wireless Network Global Forum): これからの時代のデータや情報処理に対する要求に応えるために、新規技術、フレームワーク、技術仕様、リファレンスデザインの開発を通じ、シリコンフォトニクスを含むオールフォトニクス・ネットワーク、エッジコンピューティング、無線分散コンピューティングから構成される新たなコミュニケーション基盤の実現を促進する新たな業界フォーラムです。
https://iowngf.org/当該ページを別ウィンドウで開きます
https://group.ntt/jp/newsrelease/2019/10/31/191031a.html

本件に関する報道機関からのお問い合わせ先

日本電信電話株式会社
広報室
nttrd-pr@ml.ntt.com

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