2023年6月26日
日本電信電話株式会社
NTTアーバンソリューションズ株式会社
株式会社NTTデータ経営研究所
日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長島田 明、以下 NTT)は、地域・住民の幸せ(Well-Being)の最大化の実現に向け、街づくりを支援するプログラムSustainable Smart City Partner Program※1(以下、SSPP)」に取り組み、その中で、スマートシティの成熟度合いや、まちの豊かさを可視化する指標の一つであるスマートシティの国際認証取得支援を進めています。
この度、NTTアーバンソリューションズ株式会社が手掛ける「名古屋市東区東桜一丁目エリア(以下、東桜街区)」において、スマートシティ運用モデルに関する国際規格である「ISO37106」について、世界で2例目となる「レベル4」認証(BSI認証)を取得しましたので、お知らせします。
※1SSPPの概要 https://digital-is-green.jp/
スマートシティに関するISO規格の1つである「ISO37106」は、スマートシティの戦略策定および管理運用のプロセスを評価する国際規格であり、特に「ビジョンが明確」「ひと中心」「デジタル活用」「オープンで協調的」な街づくりであることの成熟度が評価されます。
BSIによる評価のレベルは1から5まであり、レベル3以上でBSIのkitemarkが付与されます。
ISO37106におけるBSI Kitemark認証の5つのレベル
(出典:BSIグループジャパン)
現在認証されている最高レベルはレベル4であり、取得しているのは韓国の世宗市のみでしたが、今回の東桜街区は、世界で2例目のレベル4認定となります。
東桜街区は2022年2月に日本初となるレベル3を取得※2しておりますが、レベル4ではISO37106の各要求項目のプロセスの「成果が測定」されていることが求められます。
なお、今回の取得にあたっては、株式会社NTTデータ経営研究所がひと中心の持続可能な地域づくりの観点から認証取得の包括的なサポートを行いました。
※22022年2月24日NTTアーバンソリューションズ、NTT、NTTデータ経営研究所ニュースリリース
「日本初となるスマートシティの国際認証ISO37106取得(BSI認証)」
https://group.ntt/jp/newsrelease/2022/02/24/220224a.html
以下のISO37106の要求事項について、ポジティブな成果が測定されていることが評価され認証取得に至りました。
NTTは、SSPPの活動の一環として、スマートシティの国際規格の活用をめざしてきましたが、今回はその具体事例を創出することが出来ました。
SSPPでは、スマートシティ国際標準規格などの指標の採用のほか、「SUGATAMI」※3というメソドロジーを活用してまちの豊かさを可視化する営みや、まちづくり人材(ソーシャルデザイナー)の育成に資する取り組みをしており、今後もNTTグループとして、それらの取り組みの具体事例を創出し、地域・住人により運営されるまちづくり、地域・住民の幸せ(Well-being)の最大化を実現すべく、"サステイナブル"で"Well-being"なまちづくり支援を展開してまいります。
※32022年11月24日 NTT、NTTデータ経営研究所ニュースリリース
まちの「いま」を映す鏡「SUGATAMI」を活用した"サステナブルでWell-beingな"まちづくりの実現に向けた支援を開始
https://group.ntt/jp/newsrelease/2022/11/24/221124a.html
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
日本電信電話株式会社
広報部門
E-mail:ntt-pr@ntt.com
NTTアーバンソリューションズ株式会社
広報室
Tel:03-6381-1150
E-mail:nttus-pr@ntt-us.com
株式会社NTTデータ経営研究所
コーポレート統括本部 業務基盤部
広報担当
Tel:03-5213-4016
E-mail:webmaster@nttdata-strategy.com
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