2017年1月17日
日本電信電話株式会社(以下、NTT)は、昨年の「ニコニコ超会議2016」に続き、『ニコニコ超会議2017』に超特別協賛いたします。また、ニコニコ超会議2016で大きな反響があったニコニコ文化と歌舞伎が融合した「超歌舞伎」についても、昨年に続いて技術提供を行う予定です。最新情報は2017年1月18日に公開するNTT Webサイト内の「超歌舞伎」特設ページ にて随時発表いたします。
登録会員数6,000万人を超える「ニコニコ動画(通称:ニコ動、ニコニコ)」のすべて(だいたい)を地上に再現するニコニコ最大のイベントが2017年4月29日(土)、30日(日)に開催され、NTTは昨年同様、超特別協賛することが決定しました。
踊ってみた、演奏してみた、歌ってみた、ニコニコ技術部など、ニコニコ動画のあらゆるジャンルを網羅しているのはもちろん、VR技術やロボットなどの最新技術から、大相撲、歌舞伎などの伝統文化まで、ネット・動画だけにとどまらず、あらゆるカルチャーが集合しています。会場では体験型のイベントをはじめ、ステージでのライブやさまざまな展示をお楽しみいただけるほか、ニコニコ動画内でも会場の様子が生放送される予定です。
NTTはニコニコ超会議2017への超特別協賛を通じ、ネットとリアルの融合、歌や踊りなどの多種多様な文化の発展に貢献するニコニコ文化を応援します。
また、2014年、2015年、2016年と企業ブースにも出展。超特別協賛する「ニコニコ超会議2017」においても、超歌舞伎だけでなく、NTTの研究所技術を活用したNTT企業ブースを実施する予定です。そちらも是非ご期待ください。
NTTの展示や「超歌舞伎Supported by NTT」の最新情報については、以下のWebサイト「超歌舞伎」特設ページ にて随時更新いたします。
※演目終了時の来場者数とニコニコ生放送の視聴者数の合計
ニコニコ文化と伝統文化である歌舞伎が融合する「超歌舞伎 Supported by NTT」。昨年の「ニコニコ超会議2016」においては、中村獅童さんとボーカロイドの初音ミクが共演を果たした「今昔饗宴千本桜(はなくらべせんぼんざくら)」が上演され、2日間で15万人以上が熱狂しました。
ニコニコ超会議2016の超歌舞伎イメージ
ニコニコ超会議2016の「超歌舞伎 Supported by NTT」で上演された「今昔饗宴千本桜(はなくらべせんぼんざくら)」の様子(YouTube)
今年もニコニコ超会議完全オリジナルとなる演目、「花街詞合鏡(くるわことばあわせかがみ」を初お披露目。
廓を舞台にした、中村獅童さんと花魁に扮した初音ミクの恋物語。
「超歌舞伎 Supported by NTT」の大きな注目ポイントとなる演出面をNTTのR&D技術がバックアップします。
昨年の超歌舞伎では、イマーシブテレプレゼンス技術「Kirari !」の「被写体抽出技術」「バーチャルスピーカ技術」など、NTTが世界に誇る最新の映像技術を駆使し、従来の歌舞伎とは異なる新たな演出にチャレンジしました。
新しい被写体抽出アルゴリズムを用い、被写体の背景に特別な加工を施す必要なく、自然体の映像から被写体部分のみリアルタイムかつ精緻に抽出しました。また、抽出した映像を、被写体が演じている場所とは異なる場所に擬似3D虚像によって立体的に投影。これにより、従来実現しえなかったリアルな歌舞伎俳優と擬似3D虚像との共演を実現しました。
境界領域にある画素について、色情報に基づく前景・背景の識別処理を高速に行い、境界を補正。ジャギーやノイズを低減し、精緻な境界が得られる。
スピーカを配置できない映像中の被写体そのものに音像を定位させるとともに、被写体の左右移動に追従して音像位置を制御することができる「バーチャルスピーカ技術」を用いて、初音ミクの口元から声が観客へ直接届くような存在感の高い音響演出を実現しました。
*.超指向性スピーカーから放射する人間の耳には聴こえない周波数帯域の音波。可聴音を直線状に搬送するために利用。
SNSを通じて、ニコニコ超会議での取り組みなどについて順次情報も発信してまいりますので、是非ご覧ください。
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