2019年10月 2日
NTT情報ネットワーク総合研究所 アクセスサービスシステム研究所で研究開発を取り組んでまいりました「点検のイノベーション~構造劣化判定システム~」※が、「電柱点検の効率化に向けた構造劣化判定技術の実用化」として第3回インフラメンテナンス大賞の総務大臣賞をNTT研究所で初めて受賞いたしました。
インフラメンテナンス大賞は、日本国内のインフラのメンテナンスに係る優れた取り組みや技術開発を表彰し、ベストプラクティスとして広く紹介することにより、わが国のインフラメンテナンスに関わる事業者、団体、研究者などの取り組みを促進し、メンテナンス産業の活性化を図るとともに、インフラメンテナンスの理念の普及を図るため、平成28年度より国土交通省、総務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、防衛省が実施するものです。
「点検のイノベーション~構造劣化判定システム~」は、電柱の構造的な劣化状態を定量的に自動判定する手法を確立するとともに、3D点群データから高精度かつ効率的に電柱を計測する構造劣化判定技術をシステム化したものです。
本技術を活用することで、現地での目視点検を全ての電柱を対象としなくても、異常の可能性が高い電柱を自動判定して絞り込むことが可能となり、電柱の現地点検のしかたを見直すことで、大幅な点検稼動を削減できます。
アクセスサービスシステム研究所では、引き続き、インフラメンテナンスに関する研究開発に取り組んでまいります。
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