アクセス仮想化技術に関するAPACテレコムキャリアとのジョイントPoCの実現およびファイナルレポートの公開について

NTTの研究所、Telkom（PT. Telkom Indonesia Tbk）、およびVNPT（Vietnam Posts and Telecommunications Group）は、APAC地域での新たなネットワークサービスの創出とそれを支える仮想化基盤技術に関する研究開発イニシアチブ「APAC Telecom Innovation Initiative（ATII）」に取り組んでまいりました（2017年4月設立）^※1。

アクセス仮想化技術に取り組むWorking Project #3においては、その活動の一環として、2018年3月にアクセス仮想化に関する共同要求条件を策定したホワイトペーパーを公開しております^※2。

今回、ホワイトペーパーに記載のユースケースをベースに、ゼロタッチプロビジョニング^※3のコンセプトに基づくジョイントPoCを計画し、東京、バンドン、ハノイの3拠点の各社のラボをVPN接続した、アクセス仮想化技術の共同テストベッド環境を構築しました。本テストベッド環境を用い、「簡易なアクセス回線開通」「IPv6サービスへの適用」「CORD^※4-in-a-Box (CiaB)を用いたゼロタッチマルチサービスプロビジョニング」の性能評価および課題抽出を行い、概要をファイナルレポートとしてまとめましたので、公開いたします。

本取り組み結果を活用し、引き続きAPAC地域を軸として、アクセス仮想化技術の普及や国際標準化に貢献していく予定です。

【ファイナルレポート】

• APAC Telecom Innovation Initiative
  Work Project #3FinalReport -Flexible Access Network Virtualization-（NTT）
• APAC Telecom Innovation Initiative Work Project #3FinalReport -Flexible Access Network Virtualization-（Telkom）

【ホワイトペーパー】

• APAC Telecom Innovation Initiative
  White Paper - Flexible Access Network Virtualization -（NTT）
• APAC Telecom Carriers' Common Requirements on Access Network Virtualization（Telkom）