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2021年10月25日

受賞・表彰

秋山満昭上席特別研究員がEuroUSEC 2021で
Best Paper Awardを受賞

サービスイノベーション総合研究所 社会情報研究所の秋山満昭上席特別研究員が、国際会議「European Symposium on Usable Security(EuroUSEC)2021」にて、「Best Paper Award」を受賞しました。

EuroUSECはユーザブルセキュリティ・プライバシー分野の国際会議であり、論文採択率は約24%(EuroUSEC 2021実績)の難関国際会議として知られています。

本論文「Careless Participants Are Essential For Phishing Study: Understanding the impact of Screening Methods」は、ユーザ参加型の研究において利用されている実験参加者のスクリーニング手法が、フィッシング対策研究においては実験参加者の属性の偏りやフィッシングメール判別タスクのパフォーマンスに影響を与えることを明らかにしたものです。この結果は、ユーザ参加型のフィッシング対策研究を実施する際は各種スクリーニング手法の適用に特別な配慮が必要になることを示唆しています。

NTT社会情報研究所は引き続き、セキュリティ・プライバシーやヒューマンファクターの研究開発を通じて安心・安全な社会に貢献します。

【参考】

EuroUSEC 2021 https://eurousec2021.secuso.org当該ページを別ウィンドウで開きます
Tenga Matsuura, Ayako A. Hasegawa, Mitsuaki Akiyama, and Tatsuya Mori, "Careless Participants Are Essential For Our Phishing Study: Understanding the Impact of Screening Methods," In Proceedings of the 2021 European Symposium on Usable Security (EuroUSEC 2021), October, 2021.

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