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2022年2月14日

お知らせ

プラチナバンドのIoT向け無線LAN規格 IEEE 802.11ahを活用したスマート畜産の実証実験を開始

日本電信電話株式会社 アクセスサービスシステム研究所(以下「NTT AS研」)は東日本電信電話株式会社 神奈川事業部(執行役員 神奈川事業部長:中西 裕信、以下「NTT東日本」)が進める「スマート畜産」普及に向けた無線通信環境の通信品質に関する実証実験について協力して取り組みます。本件はNTT東日本、神奈川県内で畜産業を営み、「あつぎ豚」等を生産している有限会社臼井農産(代表取締役社長 臼井 欽一)および、「相州牛」を生産している株式会社長崎牧場(代表取締役社長 長崎 光次)が連携した実験です。

NTT東日本では、畜産経営に関する様々な課題を解決すべく、ICT技術を活用した「スマート畜産」の普及に向けて取り組んでいました。この度の実験では、NTT AS研が活用技術を研究開発しているIEEE 802.11ah(以下、11ah)を使用し、スマート畜産に必要不可欠である通信領域の広域化および高品質化を目的としています。

有限会社臼井農産および株式会社長崎牧場の所有する実フィールドにおいて、映像・音声データ送受信機やAIカメラを設置し、11ahを用いてこれらを接続した通信エリアの拡大を確認するとともに、NTT AS研の伝送安定化技術を活用した場合の映像伝送の安定性を検証します。実証実験や検証は3月末までを予定しています。

11ahは従来の無線LANよりも広域なエリア形成が可能なIoT向け無線LAN規格であり、11ahを含めた広帯域システムの国内での利用を可能とする920MHz帯の電波法令改正が総務省情報通信審議会において議論されており、現在、技術的条件に対するパブリックコメント募集が行われています。

  • 実験イメージ1

  • 実験イメージ2

NTT東日本 神奈川事業部の報道発表
https://www.ntt-east.co.jp/kanagawa/information/detail/20220209_001.html当該ページを別ウィンドウで開きます

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