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2022年3月 1日

受賞・表彰

極超広帯域アナログIC技術の研究開発への貢献により第67回前島密賞奨励賞を受賞

日本電信電話株式会社 先端技術総合研究所 先端集積デバイス研究所の長谷宗彦が第67回前島密賞奨励賞の受賞者に選ばれました。

長谷氏は、光通信技術のキーデバイスであるデジタル/アナログ変換回路の帯域を2倍に拡張する極超広帯域アナログICを考案し、大容量化を妨げる技術的ボトルネックを打破して世界最広帯域となる伝送実証に成功し、光通信技術の進展に貢献したことが評価されました。

現在も帯域を拡張する研究開発を進めており、今後益々求められる伝送容量拡大に資する更なる功績が期待されます。

前島密賞は、逓信事業の創始者「前島密」の功績を記念し、その精神を伝承発展せしめるため、昭和30年(1955年)に設けられ、情報通信および放送の進歩発展に著しい功績のあった方々に贈呈される賞です。また、奨励賞は前回第66回より創設され、情報通信・放送分野において、現に活躍するとともに実績を上げており、今後もなお一層の功績が期待される方々に贈呈される賞です。

【受賞業績】

極超広帯域アナログIC技術の研究開発

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