NTT研究所が設立時から貢献している「電波産業会 無線LANシステム開発部会」が令和5年度「電波の日」総務大臣表彰を受賞

日本電信電話株式会社 情報ネットワーク総合研究所 アクセスサービスシステム研究所の守倉正博リサーチプロフェッサが委員長を務める、一般社団法人　電波産業会（ARIB）無線LANシステム開発部会が6月1日付けの令和5年度「電波の日」総務大臣表彰を受賞しました。

長年にわたり無線LANの高度化に尽力し、近年では特に新たな周波数帯である6GHz帯への拡張に向けて国内外の技術動向の調査研究や標準化のほか、国際連携の強化等数多くの取組を推進することにより、我が国における無線LANの発展に多大な貢献をしたことが評価されました。

ARIB 無線LANシステム開発部会はARIBの技術委員会内に平成25年に設置され、以来無線LANの諸課題に取り組み、様々な国際標準化や国内制度化にも貢献している団体です。現在は守倉正博リサーチプロフェッサが委員長、鷹取泰司上席特別研究員が副委員長として貢献しています。

NTT研究所は今後も無線アクセスネットワークの発展に向けた研究開発を推進していくとともに、標準化及び制度化への貢献にも積極的に取り組んでまいります。

【電波の日】

昭和25年（1950年）に電波法、放送法及び電波監理委員会設置法が施行され、電波の利用が広く国民に開放されたことを記念して「電波の日」を設け、国民各層の電波の利用に関する知識の普及・向上を図るとともに、電波利用の発展に資することとしている。

【参考】

令和5年度「電波の日・情報通信月間」における表彰（総務省）
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin10_02000071.html

第73回 「電波の日」総務大臣表彰（総務省）
https://www.soumu.go.jp/main_content/000882634.pdf

守倉正博リサーチプロフェッサの紹介
https://www.rd.ntt/organization/authority/001.html

鷹取泰司上席特別研究員の紹介
https://www.rd.ntt/organization/researcher/superior/s_029.html