2023年11月28日
日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:島田明、以下 NTT)は、2018年10月29日に加盟した国際的なNPO法人「The Climate Group」が運営するエネルギー効率に関する国際イニシアティブ「EP100」(※1)の2022年度の実績において、目標である「2017年度比で通信事業のエネルギー効率(※2) 2倍」を達成しました。(※3)
目標年度として設定した2025年度より3年前倒しでの達成となり、日本の加盟企業においてEP100の達成は初めてとなります。
日本国内におけるインターネット等のトラフィック量は急速に伸びており、特に2020年からはコロナウイルス感染症の拡大防止を目的とした在宅やリモート会議等の増加により、トラフィック量は一層拡大しています。それに伴いNTTグループの使用電力量も増加していますが、「TPR(トータルパワー改革)運動※4」と名づけたグループ横断での省エネ推進活動を通じて省エネに取り組み、使用電力量の増加を抑制しています。これらの活動を継続して実施してきた結果、エネルギー効率は年々改善を続け今回のEP100の達成に至りました。
EP100と並行してNTTグループでは「環境目標2030」として2030年度に2013年度比で通信事業のエネルギー効率を10倍にする目標を掲げており、今後も省エネ推進活動を継続してまいります。
※1EP100:事業のエネルギー効率を倍増させること(省エネ効率を50%改善等)を目標に掲げる企業が参加する国際イニシアティブ
※2通信事業のエネルギー効率:国内の主要5社(NTT東日本、NTT西日本、NTTコミュニケーションズ、NTTドコモ、NTTデータを対象とした、データセンターを含めた通信事業の通信量あたりの電力効率
※32022年度実績値は、2017年度比2.2倍
※4TPR(トータルパワー改革)運動:保有するビルにおけるエネルギーマネジメントの推進、エネルギー効率の高い電力装置や空調装置、通信装置の導入や更改 等を含めたグループ横断の省エネ推進活動
2018年10月29日報道発表(国際イニシアティブ「EP100」、「EV100」への加盟)
https://group.ntt/jp/newsrelease/2018/10/29/181029a.html
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