2024年2月29日
日本電信電話株式会社 先端技術総合研究所 未来ねっと研究所の芝原光樹特別研究員が第69回前島密賞奨励賞の受賞者に選ばれました。
芝原氏は、モード多重光通信の道を拓く、MIMOデジタル信号処理技術と光増幅中継器構成技術を融合したモード多重光増幅中継伝送基盤技術を発案し、世界初・世界最長のモード多重光伝送実験実証の成功し当該分野の進展に多大な貢献をしたことが評価されました。
現在もモード多重光通信システム技術に関する研究開発を進めており、今後のSociety5.0を支える2030年代の大容量光通信インフラ実用化への貢献に資する更なる功績が期待されます。
前島密賞は、逓信事業の創始者「前島密」の功績を記念し、その精神を伝承発展せしめるため、昭和30年(1955年)に設けられ、情報通信および放送の進歩発展に著しい功績のあった方々に贈呈される賞です。奨励賞は、第66回(令和2年度)から新たに設けられ、情報通信・放送分野において、現に活躍するとともに実績を上げており、今後もなお一層の功績が期待される方々に贈呈される賞です。
モード多重通信方式を用いた長距離光増幅中継システムの研究開発
芝原光樹 特別研究員の紹介
https://www.rd.ntt/organization/researcher/special/s_070.html
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