2024年10月 8日
ニューロダイバーシティプロジェクトが主催し、人間の脳や神経の多様性の理解を促し、ひとりひとりがそれぞれの場所で各々の「ちから」を発揮できる社会の構築を目指して開催されるイベント「みんなの脳世界2024~超多様~」に出展します。
NTTグループにおいても、ダイバーシティ&インクルージョンは重要な経営課題と位置づけられており、関連する社会課題の解決も推進しています。展示ブースでは、自分と他者との感じ方や表現の違いについて、体験型のデモやワークショップを通じて理解を促進します。
※ 入場料無料、参加自由
同じ画像を見ていても、人によって、また場合によって、さまざまなモノの見方があります。
全体を見ている人、詳細に着目する人、色に注目する人、文字を読む人...人によって何に着目しやすいかは異なります。また同じ人でも、画像からどんな情報を得ようとしているのかという心構えや、その時の気分などによっても、着目するものが変わっていくことがわかっています。
この展示では、実際に脳波計を付けながらいくつかの画像を見ていただき、それぞれの画像を見ているときの脳波の類似性から、画像のどの要素に着目していたのかを推定します。
この展示では、運動をイメージしているときのあなたの脳波を計測します。運動は脳の電気的な活動に基づいて身体の各部位の筋肉が動くことによって行われます。運動をイメージする際、この運動させる身体の部位に応じて特徴的な脳活動の変化がみられることが分かっています。私たちの技術で、脳波の違いを元に脳内でイメージしている運動を推定します。展示にご参加いただく方には、運動のイメージをコマンドとしたアクションゲームの操作を体験していただきます。本展示で使われる技術はゲームの操作のみならず、車いすなどの現実世界の物の制御やメタバース空間のアバタの操作などリアル・サイバー空間において幅広い応用が期待できます。
心臓の鼓動に触れるワークショップ、触感を通じた情動共有のワークショップを行います。
皆様のご来場をお待ちしております。
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