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2024年12月16日

受賞・表彰

元日本電信電話株式会社CSSOの尾上誠蔵氏が2025 IEEE Jagadish Chandra Bose Medal in Wireless Communicationsを受賞

元日本電信電話株式会社CSSO(Chief Standardization Strategy Officer)で、現在国際電気通信連合(ITU)電気通信標準化局長の尾上誠蔵氏がIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)の2025 IEEE Jagadish Chandra Bose Medal in Wireless Communicationsを受賞しました。

IEEE Jagadish Chandra Bose Medal in Wireless Communicationsは分野ごとに計21種あるIEEE Medalsの一つであり、最高位のIEEE Medal of Honorに次ぐ賞の一つです。今回の2025年受賞分から新設され、世界的に大きな影響を与えた無線通信技術に貢献した人物に授与されます。尾上氏は記念すべき一人目の受賞者となります。

受賞理由にあたる業績は、携帯電話システムの第三世代(3G)および第四世代(4G)の研究開発および国際標準化を世界的に主導し、世界的な普及に貢献した功労が認められたものです。

【受賞業績】

"For contributions to the development, collaborative facilitation, and deployment of 3G and 4G mobile communication systems through R&D and global standardization."

【受賞者】

尾上 誠蔵(おのえ せいぞう)

1982年に日本電信電話公社に入社。2012年 株式会社NTTドコモ取締役 常務執行役員 CTO(Chief Technology Officer)、2017年 ドコモ・テクノロジ株式会社代表取締役社長、2021年 日本電信電話株式会社 CSSOを歴任。2023年より国際電気通信連合(ITU)電気通信標準化局長、現在に至る。2014年 文部科学省科学技術分野の文部科学大臣表彰 科学技術賞(開発部門)、2018年 紫綬褒章を受賞。

【参考】

・IEEE Jagadish Chandra Bose Medal in Wireless Communicationsの詳細

https://corporate-awards.ieee.org/award/ieee-jiagadish-chandra-bose-medal/当該ページを別ウィンドウで開きます

・IEEE Awardsについて

IEEE Awards Program当該ページを別ウィンドウで開きますは1世紀以上にわたり、科学、技術、エンジニアリングの進歩における傑出したリーダや先見の明のある人を表彰する、世界最高の表彰プログラムとして機能してきました。IEEEはこのプログラムを通じて、IEEEおよび社会の利益に関心のある分野における極めて重要な貢献を表彰することで、会員の利益を促進しています。IEEE Awards Board当該ページを別ウィンドウで開きますは、IEEEメダルなどの表彰プログラムを管理しています。これらのIEEEの最高レベルの表彰は、IEEE Honors Ceremonyで授与される予定です。詳細は、X/Twitter当該ページを別ウィンドウで開きますFacebook当該ページを別ウィンドウで開きますLinkedIn当該ページを別ウィンドウで開きますでIEEE Awardsを参照してください。

・IEEEについて

IEEEは、技術者による世界最大の専門家組織であり、人類社会に有益な技術を発展させることを目的とした公益的な非営利団体です。数多く引用されている出版物、会議、技術標準規格、また専門的および教育的活動を通じて、IEEEは航空宇宙システム、コンピュータ、通信から生体医学工学、電力、消費者向け電子機器に至るまで、さまざまな分野で信頼される声として認識されています。
 詳細については、https://www.ieee.org当該ページを別ウィンドウで開きますをご参照ください。

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