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2025年2月27日

受賞・表彰

異種材料集積技術を用いた高性能光デバイスの研究開発への貢献により第70回前島密賞奨励賞を受賞

日本電信電話株式会社 先端技術総合研究所 先端集積デバイス研究所の開達郎特別研究員が第70回前島密賞奨励賞の受賞者に選ばれました。

開氏は、集積回路システムの高性能化、低消費電力化を実現する光集積回路技術の研究開発、特にシリコンとリン化インジウム系材料を組み合わせて同一基板上に集積する技術に取り組み、低電力光変調器、および高速・低電力光変調器とレーザを高密度集積する技術を創出したことが評価されました。
 現在も異種材料集積技術を用いた高性能光デバイスの研究開発を進めており、今後のSociety5.0を支えるIOWN(※1)に必須となる半導体集積回路の実現、AIの消費電力の削減やネットワーク高度化に貢献することが期待されます。

前島密賞は、逓信事業の創始者「前島密」の功績を記念し、その精神を伝承発展せしめるため、昭和30年(1955年)に設けられ、情報通信および放送の進歩発展に著しい功績のあった方々に贈呈される賞です。奨励賞は、第66回(令和2年度)から新たに設けられ、情報通信・放送分野において、現に活躍するとともに実績を上げており、今後もなお一層の功績が期待される方々に贈呈される賞です。

【受賞業績】

異種材料集積技術を用いた高性能光デバイスの研究開発

【参考】

開達郎 特別研究員の紹介
https://www.rd.ntt/organization/researcher/special/s_076.html当該ページを別ウィンドウで開きます

【用語解説】

※1IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)構想とは、あらゆる情報を基に個と全体との最適化を図り、光を中心とした革新的技術を活用し、高速大容量通信ならびに膨大な計算リソースなどを提供可能な、端末を含むネットワーク・情報処理基盤の構想です。
https://www.rd.ntt/iown/index.html当該ページを別ウィンドウで開きます

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