2016年3月5日、NTT厚木研究開発センタの社員とその家族計30人が、神奈川県厚木市における里山保全活動に参加しました。
厚木市七沢地区では、「昔の里山風景を取り戻す」ことを目的に、七沢里山づくりの会が、厚木市の支援のもと市民ボランティアとともに、炭焼き、稲作などの活動に加えて棚田復元作業を行っています。
厚木市は2013年に「里地里山保全等促進条例」を制定し、自然環境や生物多様性の保全、良好な里地里山環境の保護に力を入れています。七沢里山づくりの会は、厚木市から「里地里山活動団体」の認定(2015年9月11日)を受けて活動をしています。
NTT先端技術総合研究所と環境推進室では、厚木市内に研究開発センタを有する企業として、同会と厚木市の保護活動に賛同し、Green with Team NTT※の活動の一環として、生物多様性の保全にもつながるこの棚田復元作業に参加しております。この取り組みは今年で3回目の活動となりました。
当日は、薄曇りのなか、七沢里山づくりの会の作業指導のもと、棚田からマコモダケの地下茎の撤去を行いました。来年度、改めて稲作のための水田とするための整備作業ということで、全員が力を合わせて地下茎の撤去に汗を流しました。
今年もほころび始めた花や、生まれたばかりのおたまじゃくし、サワガニなど豊かな生態系に触れるとともに、春の訪れを感じながらの作業となりました。
作業終了後は、参加者全員で、地元のお米を使ったおにぎりと野菜たっぷりの豚汁をお昼ご飯にいただきながら、親睦を深めました。
今後も引き続き、七沢里山づくりの会、厚木市の進める棚田復元作業へ参加し、多様な生物の住みかとなる棚田の保全活動を進めていきます。
「Green with Team NTT」は、グループの社員やその家族が、地域とともにさまざまな環境保護活動に貢献していくものです。
マコモダケの地下茎を撤去します
綺麗になりました
豚汁を美味しくいただきました
継続して棚田の保全を推進していきます
2016