スポーツ観戦やライフスタイルが変わる5G 第5世代移動通信。スマートフォンやケータイに限らず、さまざまなモノがインターネットに接続され始めた今の時代。世界に先駆け2020年からの商用サービス開始をめざしている5Gの研究開発の動きから、いま、目が離せません。
ドコモは、2018年4月に世界で初めての"時速300kmの高速移動環境での基地局間ハンドオーバー"や"4K映像の無線ライブ中継"に成功するなど、5Gがもたらす近未来の可能性を証明する成果を次々にあげています。
5Gを活用した「人型ロボット」による遠隔作業システム
さらに、2020年からの実用化をめざし、5Gを基盤にした新しいライフスタイルを実現するサービス開発のための「ドコモ5Gオープンパートナープログラム」がスタート。業種・業態の垣根を越えて多くの企業が続々と参加し、新たな取り組みを拡大させるコラボレーションが急速に進んでいます。
アナログのまま音声を送るモバイル通信1Gが誕生したのは1979年。ノイズが乗りやすく盗聴されやすい課題もありましたが、2Gでデジタル方式に移行。音声だけではなく初めてメールやインターネットに対応されました。3Gになると、携帯電話でのメールや写真のやりとり、インターネット利用はごく普通のことに。
そして、現在の4G・LTEになってからは、急速にスマートフォンが普及し、映画や音楽のストリーミングから買い物や支払いまで、手元のスマートフォン1台でできるようになりました。
今では「当たり前」
でも、ほんの一昔前は夢物語でした。
では、5Gになったら?
どんなエキサイティングな未来が待っているのでしょうか?
「高速」「大容量」「低遅延」「多数端末同時接続」5Gはどんな新しい展開を私たちに見せてくれるでしょうか。VRやAI、IoTを活用した新しいライフスタイル、安心・安全な街づくり、驚くほどの臨場感が味わえるスポーツ観戦体験など、様々な領域でドコモのチャレンジが始まっています。
5G「低遅延」の特長を活かした映像伝送により、まるで自分が動いているかのような感覚でロボットの操作が可能に。将来的には災害現場や危険を伴う現場において、安全な場所から遠隔操作できるロボットの活用が広がっていくことが期待されています。
遠くにいる友達や音楽家と距離を越えて音を重ねることができたら? 離れた場所にいても低遅延な5Gでどこでもリアルタイムに音楽セッションが可能に。低遅延で高臨場な音と映像を通じて、音楽家や歌手と一緒につながることができる日はすぐそこに。新しいエンターテインメントの可能性が5Gによって拡がります。
その他にも、交通渋滞の解消、重機の遠隔操作、警備監視システムや介護・見守りシステム・遠隔医療の高度化、音楽やスポーツ観戦体験の高臨場感創出など、5GとIoT、IoA、AR、ロボット、AIなど、5Gによってこれまでつながっていなかったものがつながることで、今までにないサービスやアプリケーション、コンテンツを生みだそうとしています。いつか見た映画の中の世界が、すぐ目の前に来ているのです。
2020年まであと2年。世界に先駆けて実現される5Gの技術は、ARやVRを融合させた全く新しいライブビューイング、現在のフルハイビジョンの16倍もの高精細映像の8Kでの中継など、私たちには想像もつかないようなスポーツ観戦体験が現実のものとなっているかもしれません。
1分1秒を争うモータースポーツもARと5Gを活用した映像体感コンテンツによって走行中の情報がリアルタイムでAR表示され、
自由に見たい視点を切り替えられるなど5G時代ならではの新たなスポーツ観戦体験が可能に。
現場に行かずとも作業を行える建設機械を遠隔操作
国内外のさまざまな現場に、より少ない人員で対応できると期待されています。
5Gテクノロジーはどんなイノベーションを起こしてくれるのでしょうか。誰も考えたことのないようなワクワクする体験ができるかもしれません。
2020年、5Gが創造する未来は、もうすぐそこまで来ています!